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グルダのジャズ

ピアニスト、フリードリヒ・グルダ。 2001年1月に亡くなったウィーン出身のピアニスト。 最近テレビで話題になっている、イギリス南東部の海岸で保護された“謎のピアノマン"ではありませんが、グルダ自身も不思議な魅力を持っていました。 そのために、クラシック・ピアノ界の異端児とまで称されたんだと思います。 トレードマークのニットの帽子は、今なら若者もかぶってますが、当時は異質でしたね。

 

ここでご紹介したいのは、彼のモーツァルトのコンチェルトでも、ベートーヴェンのソナタでもなく、幻のジャズ・アルバム。 1966年の夏、ユーロ・ジャズ・オーケストラと共演したフリードリヒ・グルダのジャズ・ライブです。(Preiserレーベル: PRCD90667)。 J.J.ジョンソンの「ユーロ・スイート」とグルダ自身の「2台のピアノとバンドのための変奏曲」が収められています。 タワーレコード横浜モアーズ店の店内で、偶然このCDが流れていて、心惹かれました。 

 

グルダにとってジャズは、余興などというものでなく、ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットがバッハの<イギリス組曲>や<フランス組曲>を録音したのと逆のパターンで、グルダは本物のジャズ・ピアニストになりきっています。 

 

シャープなブラス・サウンドと、思わずニヤッとするようなピアノ・タッチの絡み合い。 ガーシュインを思い出させるような、粋なメロディー・ライン。 モーツァルト弾きならではの語り口。 バッハの無伴奏チェロ組曲をベースで録音しているロン・カーターもバンド・マンとして共演しています。

 

円熟した技術に裏打ちされた大人のジャズの世界が、広がります・・・ 

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コメント / トラックバック4件

  1. amabile

    グルダはジャズにもかなり影響を受け、好んで弾いていたようですね。大人のジャズの世界・・・惹かれますねぇ。私も探してみようっと(#^.^#)

    2005年5月29日 12:44 AM

  2. T-T.N

    こんばんは。私、クラシックから離れたグルダは大好きです^^(弊ブログで書いたとほりですね)。あの遊び心がいいのですね。大人の遊びです。確かにあのニット帽、ずいぶん風変はりでした。それでは、また。

    2005年5月29日 12:47 AM

  3. Yasufumi

    amabile_mさん、是非お試しください・・・T-T.Nさん、こんなところでも好みが一致しましたね・・・ChikoBethさんのグルダ観も伺ってみたいですネ。

    2005年5月29日 3:59 PM

  4. pianofreak

    グルダの記事、書かれてたんですね。それでは、コメントしないわけにはいかないです(笑)。とはいっても、私の場合、グルダのタッチが好きなのであって、グルダの録音などに関しては全く詳しくないです。ノン・ストップともう1枚しか持っていないし。少しずつ聴いてゆこうか、と思っていますが、やっぱり自作が入っていないとそこまで聴く気がしませんね。。私は、グルダは決して異端児ではないと思います。ごくごく自然な欲求を実現したまでだ、と。その気持ちがわかるような気がするのです。今までいた場所では足りなくなって、進歩しようとしただけなのではないか、と思うのです。(誠に勝手ながら。)私個人的には、異端児扱いされてしまう人が好きです。どうして普通と違ってしまうのか、そこにものすごく興味があります。だからもちろん、グールドも、好きです。

    2005年5月30日 9:52 PM

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