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2005年10月16日 のアーカイブ

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク・イン・ジャパン

 
2003年から始まったウィーン・フィルハーモニー ウィーク・イン・ジャパンで、今年も名門ウィーン・フィルが来日。私は、昨年11月の指揮者ゲルギエフの来日公演と同様、当社のお客様のご招待で15日のサントリー・ホールの演奏会に行ってしました。
 
曲目は、シューベルト交響曲第4番「悲劇的」、ヒンデミット組曲「至高の幻想」、そしてR.シュトラウス交響詩「詩と変容」というプログラム。ウィーン・フィルの160年の歴史に関わるこの3人の作曲家。従来のウィーン・フィル来日と違う通好みの聴き応えあるプログラムです。
 
今年の来日では、イタリアを代表する指揮者リッカルド・ムーティが登場。1975年のウィーン・フィル来日時にも指揮台に登り、当時中学3年生だった私は、松山でのコンサートに行きました。(1/10の私のブログ参照) ミラノ・スカラ座とけんか別れした形のムーティですが、ウィーン・フィルとの相性は抜群で、ニューイヤー・コンサートも何度も振っています。
 
さて演奏は・・・
 
ご想像のとおり、ウィーン・フィルの艶やかな弦楽アンサンブル、安心して音楽に身を任せられる安定感は他のオケでは経験できないもの。
 
シューベルトでは、「悲劇的」というタイトルの内面に迫り、ヒンデミットでは、見事なピアニシモにまで音楽の息遣いを感じさせ、メインの「死と変容」は、当に十八番という演奏。スケールの大きなR.シュトラウスの魂の浄化を雄弁に表現してくれました。
 
アンコールは、ヴェルディの歌劇「運命の力」序曲。超ブラボー!!!
 
それまでの3曲は、ウィーン・フィルの演奏会という感じで、ムーティは、あまりドライブせずにウィーン・フィル独特の自主性を大切にした曲の運びでしたが、アンコールのヴェルディは、ムーティが主役。イタリアっ子、ムーティの真骨頂。もう一度、心の底から、ブラボー。
 
 
 
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