人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

3月, 2007 のアーカイブ

ジャウメ・トレント&林峰男デュオコンサート

 
期末の忙しい中ではありましたが、お茶の水のカザルスホールで開催されたギターのジャウメ・トレントとチェロの林峰男によるデュオコンサートに行ってきました。
 
林さんとは、大学時代にエルガーのチェロ協奏曲で共演いただいてから25年来のお付き合いです。今回はピアノ伴奏ではなく、スペイン・バルセロナ出身の作曲家でありギタリストのジャウメ・トレントさんの初来日に合わせてギターとの共演で、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタを楽しみにしていました。昨年女流チェリストの趙静が大萩康司のギター伴奏で同曲をCDリリースしたのは記憶に新しいところです。林さんの演奏は、甘く艶やかな音色が特徴で大人の音楽を造ります。伴奏のギターはマイクなしの生でしたがなかなかイケる。今回初めて黛敏郎のチェロ独奏曲《文楽》を生で聴きました。林さんはこの作品をCD録音していおり私の愛聴盤です。なんと紋付き袴姿で登場し《文楽》を奏でた林さん。雄弁でスケール感の大きいその語り口に惚れ惚れしてしまいました。
 
終演後、サイン会の場で短く挨拶して会社に戻りました。3月期末も明日1日を残すのみ。素晴らしいチェロでリフレッシュしたので、あと1日ガンバリます。。。
 
 
 
 
 
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ソムリエ

 
月曜日の夜は仕事関係の会食にご招待いただきました。場所は六本木のワイン・レストランMAXIVIN(マクシヴァン)。オーナーソムリエである佐藤陽一さんは2005年全日本最優秀ソムリエを受賞した方。この5月にギリシャのロードス島で開催される第12回世界最優秀ソムリエコンクールの日本代表です。メインの「ポークのローストざっくりとしたパン粉のペルシヤード仕立てで」は肉のジューシーさと豚カツ風のサクサク感が最高。もちろん、佐藤さんの選定でのワインはどれも感動的でボトルを注文しなくても、グラスで料理に合わせてアレンジしてくれます。最後はワイングラス談義。リーデルだけでなく見た目も素敵なグラスがずらり。グラスで味が変わる様をいろいろと教えていただきました。写真の一番手前の黒いグラスはソムリエのテイスティング用の特別グラスです。これだと白か赤かさえも区別できず嗅覚と舌だけを研ぎ澄ませてテイスティングするための佐藤さんの特別注文だそうです。5月のギリシャでの世界大会での優勝を陰ながら応援しています・・・
 
 
 
 
 

新しいチェロケース

 
この週末からオーケストラ活動を本格的に再開しました。土曜日は私が団長を務めるマイクロソフト管弦楽団のリハーサル。4月21日(日)に調布グリーンホールで第3回ファミリーコンサートを開催します。ジュラシックパークやハリーポッター、そしてビゼーの「カルメン」組曲などのポピュラーな作品に社員で格闘中です。
 
日曜日は、堤俊作氏率いるアマ・オケ俊友会管弦楽団に4年振りに復帰しました。団員もかなり入れ替わっていましたが熱く音楽する意欲は変わりません。7月1日(日)に文京シビックホールでシベリウスのヴァイオリン協奏曲とラフマニノフ交響曲第2番というプログラムです。やっば聴くだけでなく自分で演奏するって最高に楽しいです。
 
実はチェロケースを買いました。Accord社のケースで2.8kgという軽さ。カラフルな色が210色あるんだけれど何故か真っ赤な色にしてしまいました。目立っていいのだけど・・・まあ、フェラーリの赤と言っておきましょう。
 
 
 
 
 

カラヤンの軌跡

 
3月19日の紹介した「カラヤンとフルトヴェングラー」という本を読んで以来、カラヤンの若い頃の録音に興味を持っています。後年ベルリン・フィルとの膨大に作品集はオケがゴージャスなんだけど人工甘味料の味がするしファット過ぎる気がするです。そのカラヤンに戦後まだフルトヴェングラーが確執あり、コンサート客演ではなくレコード録音に活路を見出し、ロンドンEMIのウォルター・レッグがプロデュースした一連の録音があります。
 
その中からチャイコフスキーの後期交響曲をじっくり聴きました。第4番と第5番はフィルハーモニア管弦楽団で第6番《悲愴》はウィーン・フィルです。いずれもカラヤンは生涯に5回・6回と同曲を録音しています。円熟期のカラヤン以上に引きしまったスピード感があり、泥臭くない洗練された表現力です。1949年から1953年の古い録音ですが、当時の生活感覚からするとこのテンポ感は音楽ファンに容易に受け入れられたのか心配になります。それともフルトヴェングラーのネチッコイ表現力に敢えて対抗する意味でこのような演奏アプローチを取ったのでしょうか・・・
 
フィルハーモニア管弦楽団との演奏では、あのホルンの名手デニス・ブレインが吹いていることもあり魅了されます。特に第5番第2楽章のアンダンテのソロは官能的です。ちなみにあのクレンペラーが同曲をフィルハーモニア管弦楽団と録音した時にはデニス・ブレインは出演していなかったそうですね。第6番《悲愴》は1938年にベルリン・フィルとの第1回目の録音も残っていますが、当然ウィーン・フィルとのこの録音の方が録音・演奏とも優れています。当時のカラヤンはビジネスではなく純粋に音楽をする悦びを感じながら指揮していたように思える録音です。
 
 
 
 
 

立ち呑みシリーズ:第4段

 
また新しい立ち呑み屋さんを発見しました。JR恵比寿駅東口から徒歩数分のところにある「Restaurant Bon Marche Q」というお店。(渋谷区恵比寿4-2-2 クレスト恵比寿1階 03-5793-5591) 写真の店構えだと到底レストランとも、もちろん立ち呑みなんて想像できないですよね。中身もスタイリッシュなお店です。オープン・キッチンの周りをコの字に囲んだテーブルで、冷たいエピスの生ビールとお代わり自由自家製ベーコンをつまみに、さあスタート。この後、ガーリックの効いたエスカルゴや温野菜サラダ、砂肝とマッシュルームのオリーブオイル炒めなどの小皿注文し、グラスワインでしっとりと大人のムードに浸れます。また行ってみたくなるお店です・・・
 
 
 
 
 

立ち呑みシリーズ:大阪編

 
大阪日帰り出張でした。東京に戻る最終の新幹線までのわずかな時間、大阪の会社の仲間と近所のお店で軽く一杯。出張時の礼儀(?)かな・・・立ち呑みに凝っている私が選んだのは、JR福島駅前の商店街の中(当社の関西支店の向かいといった方が社内ではわかりやすい。)にある「居酒屋大黒」。
=> 住所:大阪府大阪市福島区福島6-1-26 OK壱番街1階 電話:06-6451-9000 営業時間:15:00-22:00

新鮮な魚料理の立ち呑み屋さんです。まず鹿児島焼酎の晴耕雨読のボトル2,850円を注文。ちなみにボトルで富乃宝山なら2,650円、佐藤黒でも3,000円。これは安いですよ。 この日は、ヒラメとヒラマサのお刺身に、鮪カマ塩焼き、くじらベーコンと高知の名産のれそれを注文して下鼓。滞在時間約50分。安くて新鮮で腕のいいマスターのいるお店です。もちろん残った焼酎ボトルはキープできます。50分で1本はあけられませんしね。
 
 
 
 
 

カラヤンとフルトヴェングラー

 
 
先日購入していて日曜日に一気に読み終えたのが、ジャーナリストの中川右介氏が書いた「カラヤンとフルトヴェングラー」という本です。世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルの長い歴史の中で戦時中を含む1934年から1954年までの物語。主人公のカラヤンとフルトヴェングラーの演奏批評ではなく、ドロドロした人間ドキュメンタリーです。
 
カラヤンとフルトヴェングラー

カラヤンとフルトヴェングラー

中川 右介

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公然とカラヤンを嫌い嫌がらせをするフルトヴェングラー。そのためにベルリン・フィルからもウィーン・フィルからも、そしてザルツブルグ音楽祭からも締め出されるカラヤン。ナチス・ヒトラー政権との取引。それによって戦後失業するカラヤン。その間にフルトヴェントグラーに気にいられベルリン・フィルの主席指揮者となるチェリビダッケ。
 
カラヤンとフルトヴェングラーの確執は戦後ますますエスカレートし、ウィーン・フィルでの《マタイ受難曲》でフルトヴェングラーとの共演をボイコットするウィーン楽友協会合団。 ザルツブルグ音楽祭でフルトヴェングラーが《魔笛》を指揮したそっくりのキャストとオーケストラで数ヵ月後にEMIにちゃっかりレコーディングしたカラヤン。ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団、ウィーン交響楽団、ミラノ・スカラ座、バイロイト音楽祭を手に入れても満足しないカラヤン。1951年のバイロイト音楽祭の前座でしかなかったあの歴史的名盤、フルトヴェングラーの《第九》。この後カラヤンは、現実のフルトヴェングラーが死んでもその「死後も残る歴史的名声」と一生涯戦わなければならないことを学んだのでした。
 
そしてフルトヴェングラーの死。当時ベルリン・フィルを頻繁に振っていたチェリビダッケはその厳しいリハーサルと姿勢から楽員の総スカンをくらい、ベルリン・フィルは数ヵ月後のドイツ政府行事として企画されたアメリカ・ツアー指揮者を決めなくてはならない窮地に追い込まれます。カラヤンは、まるでドラマ「華麗なる一族」の万俵大介のような賭けにでるのでした。それは、「アメリカ・ツアーの指揮を請け負うなら、ベルリン・フィルの音楽監督に指名しろ、しかも終身音楽監督の地位を。」と迫るのでした。その当時、カラヤンはベルリン・フィルを戦前から通してまだ10回しか指揮していないのに・・・
 
そしてカラヤンが帝王としてベルリン・フィルに君臨したとき、チェリビダッケは完全にベルリン・フィルの歴史からも抹殺されてしまう。。。チェリビダッケはカラヤンの死後、1992年3月にベルリン・フィルを指揮してブルックナーの交響曲第7番を演奏しているそうです。録音が存在していたならば聴いてみたいなぁ・・・
 
デジタル録音と映像に命を掛けたカラヤン。カラヤンの死後、フルトヴェングラーの古い歴史的録音がリマスタリングされCD化されたり、録音嫌いだったチェリビダッケがその家族の了承のもと過去のライブ音源がCDで発売されたりして人気を博しています。そんな状況をカラヤンは天国でどう感じているのでしょうね。。。それにしても、フルトヴェングラーとカラヤンとチェリビダッケの関係、当時は電子メールも携帯電話もなく、通信手段を手紙と電報に頼っていたために意思疎通がうまくいかず誤解の積み重ねによってこうした歴史ができてしまったのです。それも時代のなせる業でした・・・
 
この本を読みながら、カラヤンの初期録音を聴きました。CDで発売されています(下記ジャケット手写真参照)。当書でも出てくるベルリン州立歌劇場管弦楽団とのモーツァルトの《魔笛》序曲(1938年10月録音)、ヴェルディの《運命の力》序曲(1939年2月録音)、ワーグナーの《ニュルンベルグのマイスタージンガー》前奏曲(1939年2月録音)、そしてベルリン・フィルとのチャイコフスキー交響曲第6番《悲愴》(1939年4月録音)。どれもSP録音音源ですが音は鮮明です。この頃のカラヤンは締まったテンポ感でスマートな演奏という点では後年と共通点はありますが、まだ音楽的に浅いし青いです。このベルリン・フィルとの《悲愴》録音が、この後死ぬまでフルトヴェングラーの怒りを買うはめになるめとは誰も予想しなかったでしょうね。一方、フルトヴェングラー&バイロイト祝祭管弦楽団の1951年の《第九》の凄いコト。死神が宿っているかのような演奏。フルトヴェングラー本人ぱどんな気持ちで指揮してたんでしょうね。ピリオド奏法とかが出てきた今日においても色褪せない音楽史上最高の演奏です。
 
 
 
 
 

日曜の朝ごはん

 
爽やかな日曜日の朝です。朝早くから長男は中学の野球部の試合に出かけました。息子のお弁当にはイカナゴの釘煮が。私の大好物です。瀬戸内海沿岸で2月から3月の短い期間に春を呼ぶ魚としてイカナゴがとれます。これを醤油・砂糖・みりん・生姜で甘辛く味付けした佃煮を釘煮と言います。保存食です。あつあつのご飯にのせるとウマイんです。今朝はまず生卵かけご飯にイカナゴの釘煮をのせて一膳。二膳目はイカナゴの釘煮のお茶漬け。味が濃いのでお茶よりお湯で十分です。金曜日の夜、大勢で会食した席で西宮出身の方が2名もいて、このイカナゴが話題になりました。神戸だといくらでもおいしいイカナゴが手に入るんだけど、東京ではなかなか手に入らないみたいです。
 
 

ハケンの品格

 
シアトル出張から無事帰国しました。成田から新宿のオフィスに直行し会議。あっという間に夜11時・・・ 帰宅して録画していたTVドラマ「ハケンの品格」の最終回を観ました。そう、派遣社員の皆さんの力で今や企業は成り立ってるんですね。ちょっと強引過ぎるストーリー展開もあったけど、人間味溢れ仕事に対する元気の出るドラマでした。あっ、今度の日曜日は、「華麗なる一族」の最終回です。。。
 
 
 
 
 

シアトル空港のUDON

 
2泊4日のシアトル出張を無事終え、シアトル空港のノースウエスト航空のラウンジに居ます。めまぐるしい会議の数々で心底疲れたあ。。。ここの空港のSゲートでUDONを売ってます。これが、決してうまくない(はっきり言ってマズイほうです)んだけど何だか不思議な哀愁があるんです。あと10数時間で成田に到着なのに、どうしてもここで昼ごはんにうどんを食べるのが習慣になってしまいました。カメラを持ってこなかったので写真を掲載できないんだけど・・・ やっぱ、僕は日本人なんだなあ・・・