人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

5月, 2007 のアーカイブ

カイルベルトの軌跡

 
当社のお客様であるM工業のN部長がCDを貸してくださいました。このN部長とは先日お会いした際にはカラヤン談義で盛り上がりました。同席していたウチの営業はチンプンカンプンだったようですが。(クラシック音楽も教養として少しは勉強してほしいな・・・) その中の1枚でカイルベルトがバンベルク交響楽団を指揮したブラームスの交響曲第4番とR.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」そしてワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲のカップリングのCDはホントにガツーンときました。19685月の東京文化会館での古いライブ録音なのにとても瑞々しい。バンベルク響のいぶし銀のサウンドはもちろんサイコーですが、カイルベルトの虚飾のない正統派ブラームス解釈はホンモノの指揮者だからこそ出来る技でしょう。彼の実直さが音楽に表れているように思えます。こんな深いブラームスへの敬愛と情感は私にとって貴重な体験です。もちろんティルもマイスタージンガーも奥が深い。調べたらこのカイルベルトは同年4月から来日して先にN響でブルックナーやブラームスなどを何回か振ってるんですね。そして直後のバンベルク響公演には故岩城宏之も同行してたようです。この来日の僅か2ヶ月後に還らぬ人となったのは運命なのでしょうか。折りしもバイロイト音楽祭での「ニュルンベルグの指輪」が注目されているカイルベルト、ドイツ古典派とロマン派を中心にいろいろと聴いてみたくなりました。N部長、素晴らしいCDありがとうございました。

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ベトナム・ハノイ出張

 

先週は24日でベトナムのハノイに出張していました。気温44℃。湿度も高い中ずっとスーツを着用してきつかった。。。初めてのベトナムでしたが、町はバイクだらけ。横断歩道に信号はないし、躊躇してたらバイクとぶつかってしまう。ベトナムのIT産業は花形です。日本語と英語だけでITを教える大学もあるし。仕事面では大変有意義でした。ベトナムの食べ物は日本人の口に合います。生春巻もおいしいけど、何といっても米麺のフォーはホッとする味で美味い。チキンとビーフ味。朝食から食べてました。でもベトナムのビールはぬるくておいしくなかったなあ。最終日、夜のパーティーに行く途中にハノイのオペラハウスを通りました。元フランス領だけあってフレンチコロニアル様式の立派な建物です。そう言えば、ショパン国際ピアノコンクールで1980年にアジア人として初めて優勝したダン・タイ・ソンはハノイ出身でしたね。夜のパーティーでは、竹で出来たピアノとか一弦琴とか珍しい楽器も登場しました。一弦琴を弾かせてもらったけど、ハーモニックスを利用して音程を作るんですがこれがなかなか難しい。ソフトウェア開発のオフショアではインドと中国が有名だけど、これからはベトナムも重要な拠点となるでしょう。また行ってみたい国です。

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ストラディヴァリウス・サミット・コンサート2007

 
パソナグループの南部代表からのご招待で、Bunkamuraオーチャードホールでのストラディバリウス・サミット・コンサート2007に行ってきました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ11台のストラドをベルリン・フィルの弦楽器奏者達が演奏するとっておきのコンサートです。(コントラバスはストラドではありません・・・) チャイコフスキーの弦楽セレナードでの心憎いまでの色彩感は最高でした。特に第3楽章のエレジーで魅せたヴィオラの音色は2台とは思えない迫力と艶やかさ。ヴァイオリンとの旋律の受け渡しもストラド同士で兄弟があうんの呼吸で息遣いしているみたい。アンコールではヴィヴァルディの二つのチェロのための協奏曲まで飛び出して大感激。チェロ2台のストラドは音色が違いすぎてチャイコの弦セレの第4楽章では音程合わせに苦労していたみたいだけど、ヴィヴァルディではここぞとばかり鳴らしてました。終演後に内輪のレセプションでもストラド4台のカルテット演奏がありました。ストラドを1メートル以内の至近距離でじっくり観察。本当に300年も経っているのかと疑うくらいの楽器の美しさと優雅さ。見てるだけで惚れ惚れします。レセプション会場でベルリン・フィル首席チェロ奏者のルードヴィッヒ・クヴァントさんと話していたら、ケースを開けて1734年制作のボナミ・ドブレー=スッジアと名付けられたストラドを見せてくれました。キャーッ!!! 感激!!! さぞかし弓もペカットとかトゥルテとかのオールド・ボウなのだろうと質問したら、なんとウクライナ人のヤコブ・シドヴェツキーという人がブラジルの木で作った新作なんだそうです。ベルリン・フィルの演奏会でも、協奏曲ソロでもこの弓で弾いているとのことでした。持たせてもらったけどバランスいいしパワーあるし。ちなみにお値段は?と尋ねたら1万ユーロだって。あれっ、僕の弓より安いぞ??? この弓に興味あるかと聞かれ、今度メールで連絡先を教えてもらえることになりました。楽しみに待ってまぁす。
 
 
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高校同窓会

 
週末に高校の同窓会に参加してきました。夏目漱石「坊っちゃん」ゆかりの愛媛県立松山東高校。毎年5月のこの時期に新宿の居酒屋さんに集います。懐かしい顔がいっぱい。ジムに通っているとか体脂肪率とかやたらに健康の話題が多くなった。携帯の待ち受け画面には家族の写真。初孫が出来たやつもいた。年取ったってことですね。
 

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立ち飲みシリーズ:新宿南口編

 
このブログで紹介している立ち飲みシリーズが社内でも好評のようです。究極の大人の飲み方・・・そんな話をしていたら、当社本社のある新宿サザンテラス近くにも立ち飲み屋さんが先月オープンしてたんですね。豚炭焼き専門店「やきとん日本橋紅とん」の南新宿店。オープンな仕事帰りに黒ホッピーで喉を潤おして、豚の串焼きを頬張りながら仕事のグチを同僚とダベリあう。これがサラリーマンの正統派呑み方なのです。新鮮なレバ刺しとハツ刺しも美味い。店員さんも元気があって親切。なんと言っても安さが一番、ここならおじさん上司も安心して若手部下とのコミュニケーションを図ってから「今日はおごるよ」とカッコよく上役づらできます。

追伸) 先日仕事で新丸ビルで会食した時、5階のレストランフロアで立ち飲み老舗の「日本再生酒場」を発見。ちょっとモダンな新丸ビルに似合わない雰囲気が逆に魅力かも。

 

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武満徹の宇宙

 

東京オペラシティコンサートホールは今年会館10周年を迎えるんですね。新宿から直ぐの初台にあり私にとっても馴染みの深いホールです。タケミツメモリアルと命名されたこのホールで、その芸術監督の追悼記念イベントがあるとは開館時誰が予想したでしょう。2006年は武満徹の没後10周年であり、この東京オペラシティーコンサートホールの自主製作で「武満徹の宇宙」と題した2006528日のコンサートの模様がライブ録音CDでリリースされました。(HMVでは取り扱っていなくてタワーレコードのみです。)コンサート自体を聴き逃したのが大変悔やまれます(ほとんどチケット入手不可能と言われてました)が、CDからでもその宇宙観は十分伝わってきます。ツトム・ヤマシタのために書かれた「カシオペア」(このCDでは加藤訓子がパーカッションソロ)、初演者である高橋悠治のピアノ共演による「アルテリズム」、そして最後は二つの個別のオーケストラを若杉弘と高関健が指揮した「ジェモー」。カシオペアは言わずと知れた星座だし、ジェモーは双子座のこと、そしてアルテリズムは光によるスター効果と言われるもの。どれもコンサートタイトルの「宇宙」にふさわしい選曲です。しかしこの宇宙は単に神秘的なだけでなく、不思議な光を彼方から発しているのです。時には自らが発光し、時には他の物体から照らされて輝きを見せるような。澄んだ満天の星空のような美しさを感じたかと思うと、グロテスクな深海の宇宙になったり。聴く人それぞれで思いが違うのがタケミツの楽しみ方だと思います。あなたは、タケミツから何を感じるでしょうか・・・

 
 
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ラトルのブルックナー「ロマンティック」

 

サイモン・ラトルが小兵ベルリン・フィルを指揮した期待のブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」(200610月録音)を今週毎朝毎晩聴き込んでいます。これまでラトルはブルックナーの交響曲は第7(バーミンガム市響)しかレコーディングしていないし、ブルックナー・ファンとっては今年最も注目するCDのひとつでしょう。いつもなら新譜を手に入れたらすぐこのブログで紹介したのだけれど、今回はこの演奏から感じたことを大切にしたい気持ちから今日までこのブログに紹介せずにひとりで静かに楽しんでいました。好きか嫌いかって? はい好きですよ、このラトルの指揮。随所にこれまでの他の指揮者と違うアプローチとベルリン・フィルの上手さ(1楽章冒頭の首席シュテファン・ドールのホルン・ソロとか、第2楽章のヴィオラ・パートによる主題の他のどの演奏にも勝る完璧なまでの音程と表現力)が光ります。ライブ録音とありますが、多分ゲネ・プロとの組み合わせでしょう。当日コンサートの前プロがシューマン交響曲第4番で1841年第1稿という珍しい楽譜を使用したと聞いていたので、それなら「ロマンティック」も特別な楽譜の選択もありかとよからぬ期待もしなかったわけではありませんが、こちらは標準的なノヴァーク版となっています。しかし普通ノヴァーク版なら1878/80年版とクレジットされるところが1886年版との特別表記になってるのは、ノヴァーク版を基本にしながらもハース版との折衷になっているためと思われます。例えば、第3楽章のトリオではノヴァーク版のフルートとクラリネットによる旋律が、ラトルの演奏ではハース版指定のオーボエとクラリネットによるソロに置き換わっている(つまりフルートとオーボエが交代)とか。ラトルが20012月にロッテルダム・フィルを指揮した同作品のプライベート録音を持っていますがこちらも同じでしたね。まあ、仔細な楽譜がどうこうとかいうのは学者にお任せするとして、このラトル&ベルリン・フィルの演奏がスゴイのは、何といっても作品全体を俯瞰した統一的構造力と見事なまでのテンポ感だと思います。ラトル自身、附録のインタビュービデオの中で、「全てに対応できるたったひとつのテンポを見つけること」がこのシンフォニーで最も重要なことだったと語っています。その点でブルックナーが崇拝していたワーグナー演奏と明確な一線を画しています。とは言え、ブルックナー指揮者の中ではラトルは微妙にテンポを揺らす方でしょう。第1楽章209小節からのクラリネット&フルートの旋律による場面替わりでは、クナパーツブッシュほどではないにしろ自然なブレーキがかかっています。でもそれは自然的生理現象であり、聴き手にとっての相対的テンポ感としての統一性が感じらます。もうひとつラトルの特徴は、ブルックナー独特の金管セクションのフォルテシモにも一音一音微妙な変化をつけている点です。終楽章はもちろんのこと、第1楽章練習番号Fのファンファーレとか。残響の長い教会音楽としてのブルックナーをコンサートホールに持ち込んで、こうした細かいニュアンスへのこだわりは揺るぎない基盤の上でこそ生えるのです。ところで個人的に唯一不満なのはチェロ・セクション。いつものゴージャスなベルリン・フィルと違って線が細くトュッティの音程もちょっと不安でした。この響きもラトルの指定なのかもしれません。ラトルはやはり天才なのでしょう・・・

   

 


餃子宇都宮みんみん

 

先日、宇都宮に仕事で出かけました。東京から新幹線で50分、もう通勤圏内ですね。お客様とひとしきりお話した中で宇都宮の名物餃子の話題。帰京前の夕方、新幹線待ち合わせ時間を利用して餃子の宇都宮みんみんに立ち寄りました。東京に着いてから会食が予定されていたので控え目にしようと思ったのに、結局2人前(ダブルってことですよね)を注文。モチモチ、パリパリ、アツアツのがたまりません。まさにマイウーです!!!ところで餃子のタレは醤油と酢とラー油ですけど、さて小皿に醤油から入れますか、それとも酢から入れますか ? 正解は酢から。だって酢を入れてから醤油を垂らすと透明な酢の混じる醤油の色でどれくらい入れたかバランスが一目瞭然でしょ。

 

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レトロな焼き鳥屋

 
JR大船駅から徒歩2分のところでレトロなお店を見つけました。縄のれんの焼き鳥とおでんやさんです。夜になると赤ちょうちんが食欲(実は食べるよりお酒!)をそそりますね。イカのくちばし、ナンコツ、鳥皮。お酒は茅ヶ崎の銘酒、天青。チビチビやりながらお店のTV観て。至極のひと時です。
 
 
 
 
 

新一筆啓上

 

新一筆啓上賞作品集という本が出版されました。福井県丸岡町が主催している日本一短い手紙で、今回のテーマは「父への手紙、父からの手紙」でした。なんと、うちの長男の作品が学校経由で応募して秀作に選ばれこの本に掲載されてるじぁありませんか。こんな息子にも才能があったのかと親バカ丸出しで喜んでいたら、なんとその受賞作品を読んでビックリ。。。

   息子へ 

  「ただいまー」
   「ただいまー」
   「ただいまー」
   何度言っても返事無し。

    父へ

  しつこいなあ。
   いいかげんに気づいてくれよ。
   俺、今反抗期中!!

これって、日頃の私と息子の会話そのものじゃないですか。この応用編として「おはよう」という朝の挨拶もそうだし・・・喜んでいいのやら、悲しむべきか。。。中学3年の息子とは微妙な関係です。 

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カンタさんのロココ

 

今年の軽井沢国際音楽祭のオーケストラ・コンサートの楽譜が送付されたという連絡をもらいました。私にとって3年目の今年は、92()に軽井沢大賀ホールにてドボルザークのチェロ協奏曲とブラームスの交響曲第1番を演奏します。チェロ協奏曲の独奏は、オーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者であるルドヴィート・カンタさんです。カンタさんとは昨年のこの音楽祭で初めてお会いし、ご自身のラフマニノフとショスタコーヴィッチのソナタを取り上げたリサイタルのプレ・トークをやらせていただきました。1900年製のイタリアの銘器スカランペラーを自在に操り日本人には真似できないスケールの大きな演奏をするカンタさんと今年のドボコンで共演させていただけることはとても楽しみです。そのカンタさんが、ワーナーミュージック・ジャパンからオーケストラ・アンサンブル21シリーズと題した企画で首席客演指揮者のドミトリー・キタエンコの指揮でチャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」をリリースされたので早速購入しました。20065月の第201回定期公演のライブ録音です。カンタさんの奏でるロココは壮麗で味わい深くライブとは思えない完璧な演奏です。ここでも楽器を見事に操り生命感のある音に満ち満ちているし、抒情的な場面でもしなやかなボーイングで変幻自在な変奏曲が楽しめます。同CDにはショスタコーヴィッチのバレエ組曲第3番とチャイコフスキーの弦楽のためのセレナードがカップリングされていますが、弦セレは大きく期待外れ。定期公演のプログラム構成としては興味深いのですが、オケがギクシャクしてるし軟弱すぎる。これがキタエンコの主義なのかもしれないけど一本芯が通っていないです。新音楽監督の井上道義なら違う聴かせどころを造ったと思うのですが・・・

 

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マーラー版「ロマンティック」交響曲

 

私は何故かブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」のオタクでCDコレクションは60種類近くになるのですが、ずっと以前から注目していた1枚がようやく手に入りました。それはマーラーが自身のウィーン・フィルとの演奏会のために編集した楽譜を、指揮者のロジェストヴェンスキーが当時のパート譜をかき集めて自ら総譜にまとめあげて1984年に録音したCDです。所謂マーラー時代の標準であったレーヴェ改訂版にマーラーが手を加えたバージョンです。以前から注目していたのだけれど、(売れなくて?)廃盤になっていました。どんな響きなのだろうとドキドキしながら聴いてビックリ。第2楽章と第3楽章に大幅カットがあるじゃないですか。マーラーがもし、「ブルックナーの作品は長すぎる」と思っていたなら許せないぞ。だってマーラーの交響曲の方がもっと長いじゃないですかぁ。通常15分以上はかかる第2楽章が9分ちょっと、第3楽章もリピート部分を省略することで通常録音より2分は短い。まあそれは目をつぶるとして、ピアニシモの美しさはどこにもなく常に全力投球。木管と金管のソロパートが随所でやたら目立つのは、マーラーの記述によるものなのか、ヴィルトーゾのソビエト国立文化省交響楽団の特質なのか、はたまたロジェストヴェンスキーの録音のせいなのかは分りません・・・ロジェストヴェンスキーの解釈はほぼインテンポで無骨です。うーん、同じレーヴェ改訂版なら録音は古いけどフルトヴェングラー&ウィーン・フィルの1951年録音(2種類ありますが特に1029日のミュンヘンの方)が自由奔放で生命感がありますね。コレクターとしては所有しておきたい1枚ですが、一般的にはオススメできません。近々、サイモン・ラトルがベルリン・フィルを指揮したブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」がノヴァーク版でリリースされますよね。どんなゴージャスな演奏になるのか、今度は期待しようっと。

 

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今年も行ったラ・フォル・ジュルネ

 
今年は自宅でのんびりしようと思っていたのですが、音楽ジャーナリストの林田直樹さんのブログ「LINDEN日記」を読むとラ・フォル・ジュルネ熱狂の日音楽祭でのミシェル・コルボ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア&ローザンヌ声楽アンサンブルによるフォーレの「レクイエム」が超絶品だったと知り、急遽行ってみようと決心しました。でもチケットを持っていなかったので、まず朝一に近所にあるチケットぴあに朝から並んでチケット(S3,000)を無事ゲット。夜7時からの公演でしたので、ついでにその後2045分からのオーヴェルニュ室内管弦楽団によるスークとドボルザークの弦楽セレナードのコンサート(A1,500)と、この日最終2230分からのフラメンコ歌手アントニア・コントレラスを迎えてのファリャ作曲バレエ音楽「恋は魔術師」のコンサート(A1,500)も同時に購入しました。

会場の東京国際フォーラムには夜6時頃到着しましたが、昨年のモーツァルト・イヤーと比べると人混みは少ないようです。でもTVドラマ「のだめカンタービレ」の影響か、小さなお子様を連れた家族が多いように感じました。クラシック音楽の敷居が下がるのはよいことです。さて、お目当てのコルボのフォーレ「レクイエム」は、この世のものと思えないくらい本当に美しかった。同じメンバーでこの春に再録音しているだけあってどこをとっても完璧です。この至福の時間と空間を共有させてもらえただけで感謝です。

この感動を大切にしまって帰宅してもよかったのですが、折角あと2公演チケット買ってるし。フランスから来日したオーヴェルニュ室内管弦楽団によるふたつの弦楽セレナードはドイツ的なシルクのような深いアンサンブルではないけれど、クリスタルのような響きで耳に心地よかったです。最後に聴いたのファリャ「恋は魔術師」は台詞の多いサルスエラのスタイルによる1915年版との注釈がありました。常設オケではないようですがポワトゥ=シャラント管弦楽団は実力派で高いアンサンブル力を示してくれました。普段聴かないフラメンコ歌手との協演は興味深かったですよ。演奏時間が延びてしまい終電の関係で途中退出となってしまったのは残念でしたが。

 

  
 
 

表邸にて

 
先般のマイクロソフト管弦楽団第3回ファミリーコンサートで指揮をしてくた西谷亮君と二人で元麻布の博多料理のお店、表邸で食事しました。西谷君は当社社員として先進ITの普及に広く活躍されIT業界発展に貢献されていましたが、二足のわらじを脱いで音楽の道一筋という決断をされ3月末にマイクロソフト社を卒業したのでした。指揮者としてプロ公演の下振りをしたり、音楽教室を開催したりと、忙しい毎日を送っているようです。今度は、オーケストラも立ち上げる計画もあるとか。陰ながら応援したいと思っています。西谷君、ガンバッてくださいね。「りょんの音楽な生活」ブログサイトも読んでみてください。

 


新響コンサートと大船駅

 

30日の祭日に、池袋の東京芸術劇場で開催されたアマチュアオーケストラ新交響楽団の第197回演奏会に行ってきました。プログラムはルーセルの交響曲第3番とラフマニノフの交響曲第2番という通好みなもので、指揮は小松一彦さんでした。当日券を購入しての来場は、私の所属する俊友会管弦楽団の71日の定期公演と同じラフマニノフの交響曲第2番をどう演奏するのか敵勢視察ってところです。新響はアマチュアオケの雄として積極的な演奏活動を続けています。その演奏レベルはへたなプロオケ顔負けのもので、今回もルーセルでは見事なリズム感とフランスのエスプリを示してくれました。ラフマラノフは流石の新響をしても難曲のようです。管楽器のミスもなく、ヴァイオリンとヴィオラ・セクションの第2楽章中間部は圧巻でした。しかしどこかに疑問を持ち続けたような演奏でした。この作品は徹底的に楽器の組み合わせと旋律の主従関係を理解していないとカッコつかないんだなとよく理解できました。

帰宅時JR大船駅構内のエキナカで小腹がすいたので立ち食い寿司をつまみました。エンガワも漬けマグロも何でも一貫80円。江戸時代の寿司屋は立ち食いだったことを思うとちょっと小腹に入れるにはいいかも。ついでに隣にあるSoup Stock Tokyoで酸辛湯(Hot and Sour Soup)も飲みました。どれもSuicaでお買い物、便利ですね。

 

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