人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

5月, 2008 のアーカイブ

赤坂焼肉「大関」の大満足

 
居酒屋探訪ではないんだけどホンマにウマイ焼肉屋を発見。会社の同僚が連れて行ってくれた。場所は赤坂なんだけど、通りから曲がって、更にもう一度曲がった奥にあるから、なかなか分かりにくいところに位置している。通りの角を曲がる度に「今晩は焼肉食うぞ!」という情熱が仕事で疲れた体内に蔓延する。その名は「大関」。紀州備長炭で焼くお肉はサイコー!!! オヤジさんの優しい応対も気持ちいい。どの肉を注文しても味バッチリ。途中から"食する"作業に集中するあまり、写真は下の3枚だけ。コストパフォーマンスもいいし、これは元気を付けに最低月イチは行きそうだな。Oさん、またご一緒しましょう。
 
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心和む久石譲のピアノの世界

 
海外出張から帰国して土曜日と日曜日は自分が所属するふたつのオーケストラのリハーサル。音楽満杯でリフレッシュ。チャイコフスキーの「白鳥の湖」もベートーヴェンの交響曲もブルックナーの交響曲も演奏していて充実感あったけど、音楽に飢えていたこの一週間を更に心地よくしてくれたのは久石譲のピアノ作品だった。4月にリリースされたニューアルバム「Piano Stories Best ’88-’08」は、これまでの作品の中から選りすぐりの楽曲を収録したベスト盤。収録された楽曲を紹介すると・・・
 
  • The World of Life
  • Ikaros – 東ハト「キャラメルコーン」CMソング
  • HANA-BI – 映画「HANABI」より
  • Fantasia – 映画「風の谷のナウシカ」より
  • Oriental Wind – サントリー「伊右衛門」CMソング
  • Innocent – 映画「天空の城ラピュタ」より
  • Angel Springs – サントリー「山崎」CMソング
  • il porco porco – 映画「紅の豚」より
  • The Wind Forest – 映画「となりのトトロ」より
  • Cinama Nostalgia – 「金曜ロードショー」オープニングテーマ
  • Kinds Return – 映画「キッズ・リターン」より
  • A Summer’s Day
  • 人生のメリーゴーランド – 映画「ハウルの動く城」より
どれも聴きなれたメロディーでピアノ・ソロとストリングスの絶妙な絡みが心地よい。それにしても 私もよく飲んでいる「伊右衛門」のCMソングはどことなくヴィラロボスのブラジル風バッハ第1番の冒頭のリズムに似てると思うんだけど・・・そう思わないですか? Joe Hisaishiって日本人の心をメロディーに写す天才だね。。。
 
   
 
  
 
 
 
 
 

サンフランシスコから帰国

 
サンフランシスコ出張から帰国した。最終日のディナーを終えて外に出ると↓の写真のようなこの世の終わりかと思える様な色合いの夜空だった。
 
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今回は何年か振りににJAL便を利用した。やはり日本の航空会社はサービス・レベルも高く快適。機内のオーディオ番組でチャンネルをいろいろ回していたら、かぐや姫、南こうせつ、イルカ、風といった懐かしのフォークが盛りだくさん。「パナム・レーベル」のアーカイブだった。神田川、妹、赤ちょうちん、僕の胸でおやすみ、夢一夜、夏の少女、なごり雪、雨の物語、海岸通、サラダの国から来た娘、22才の別れ・・・などなど70年代の名曲にたっぷり酔いしれて。僕の青春時代の思い出が曲とともに蘇る。受験勉強しながらラジオでオールナイト・ニッポンを聴いてた10代。どんな些細なことにでも一所懸命に真っ直ぐに取り組めたあの頃。いまではカラオケに行っても恥ずかしくて歌わない作品ばかりだけどヘッドフォンで懐かしい曲を聴くとついつい口ずさんでしまう。
 
アーカイブにはイルカの作品で最近ヒットした住生のCMソング「まあるいいのち」も収録されていた。何度聴いてもホンワカいい曲だよね。。。
 
 
 

カラヤン/ラスト・コンサート1988

 
カラヤン生誕100周年を記念して1988年にベルリン・フィルと来日したコンサートのライブ録音が発売された。まずは5月5日のサントリーホールでのモーツァルト交響曲第39番とブラームス交響曲第1番というプログラム。拍手も入ってる。この後にはベートーヴェン交響曲第4番とムソルグスキー「展覧会の絵」が演奏された5月4日東京文化会館とモーツァルト交響曲第29番とチャイコフスキー「悲愴」が演奏された5月2日サントリーホールの公演が発売になるらしい。私は既に3公演ともPANDORA’S BOXからリリースされたプライベート盤を所有していたけど、やはりグラモフォンの正規盤で堂々と聴きたいので購入することにした。

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私は悔しいことにカラヤンの演奏会に行ったことがない。この1988年の最後の来日時は徳島に住んでいて長女が1歳になった頃で、カラヤン来日の東京公演はおろか大坂公演に行くことすら出来なかった。今回のCDはNHK FMが録音した放送用テープをハノーファーでリマスタリングされたものの、最初のモーッアルトのオフマイク的なサウンドには正直戸惑った。しかし耳も慣れてくると、ベルリン・フィルのレガートを多様した奏法が嫌味ではなくチャーミングで心地良い。

メインのブラ1は圧巻だ。今回の正規盤では明らかにサウンドの有機性が増していてよい。幾分遅めのテンポをとり堂々とした足取りで濃密で、それでいて曲が進むにつれて英雄の黄昏を予感させる。1954年にカラヤンが単独でNHK交響楽団を指揮するために初来日したデビューがこのプラ1だったそうだ。その後「展覧会の絵」とチャイコの「悲愴」という三大作品を公演毎に振ったカラヤン。1988年の最後の来日時にそのプログラムを逆に辿っているのは偶然なのだろうか。ライナーノーツによるとこの5月5日のプログラムはベルリオーズの「幻想交響曲」と発表されていたのを急遽変更したらしい。(会場で配られたプログラム冊子にはまだ「幻想」と記載されていたとのことなので余程の理由があったのだろう。) コーダの最後の4つの和音のかつて経験したことのないような全力投球は決死の覚悟のように聴こえる。カラヤン本人は1年数ヵ月後に迎える英雄の死を予感していたのか。そうでなくとも最後の来日であることは本人も自覚していただろう。英雄カラヤンが日本と別れを告げるにふさわしい最後であった。話題の1954年初来日時のチャイコの「悲愴」は発売されているけど、N響とのブラ1も聴いてみたい。NHKに録音テープは残ってないのだろうか・・・

 

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味奈登庵の富士山盛り

 
近所に味奈登庵という蕎麦屋がある。安さと味のよさで人気のお店で、いつも車がずらっと並んで待っている。GWに家内と昼ごはんに行ってみた。盛りそば300円、大盛りは400円。その上に富士山盛りというのがあって500円。下の写真を見てください・・・ これは凄い、、、いや物凄い。いくら食べても減らない。だんだん飽きてきて、4合目くらいでギブアップ。大食漢なのでメタボまっしぐらの自分が心配。。。
 
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ベルティーニのブルックナー交響曲第7番

 
GWも終わり仕事モード復活です。。。6月1日には文京シビックホールで私が所属する俊友会管弦楽団の定期演奏会がありブルックナーの交響曲第7番を演奏するため、連休にいろいろなCDを楽しんだ。その中の1枚がマーラー指揮者として名をはせたガリー・ベルティーニが小兵ケルン放送交響楽団を振った1988年5月のデュッセルドルフ・トーンハレでのライブ録音。先月リリースされた新譜だ。
 
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どうしてもベルティーニにはマーラーの影がついてまわる。「ひょっとしたらマーラーが指揮したらこんなブルックナーが鳴り響いたのでは・・・」とベルティーニに師事した指揮者の井上喜惟氏がライナーノーツに寄せている。マーラー的な透明感のある響きが随所に見られるのは事実だ。特に第1楽章コーダの驀進や終楽章のクラリネットの雄叫びに近い表現などは普段聴き慣れたブルックナー観とは明らかに違う。しかし井上氏の言うような"マーラーの解釈"とは少々言い過ぎではないか。ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」をマーラーが自分でウィーン・フィルを指揮した時には譜面を大幅カットするという大胆な改訂を施しているという歴史的事実がある。自身のシンフォニーと違い官能的な主題が非連続的にちりばめられていないブルックナーの作品の進行にマーラーは待ちきれなかったのだろう。またベルティーニはノヴァーク版第2稿をベースにしているが、ハース版も混合されており第2楽章(練習番号W)ではシンバルとトライアングルは入っていない。マーラーが指揮したら間違いなくここはトライアングルとシンバルが朗々と鳴り響くと誰もが予想するのではないか。
 
ベルティーニのその風貌からブルックナー指揮者、カール・シューリヒトとつい重ね合わせてしまうが、作品へのアプローチで淡々としながら奥行きが広いところは似ている。マーラーの大曲で培われたアーキテキチャー・アプローチが生きている興味深い演奏であった。
 
追伸)ブルックナー・ファンとしてはパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による同交響曲の5月下旬のCD発売も待ち遠しいのです・・・
 
 

グールドとカラヤンの出会い

 
カラヤン生誕100周年の今年、もう出尽くしたかと思われた録音にも突拍子もないものが残っていた。ピアノの鬼才グレン・グールドがカラヤン&ベルリン・フィルと協演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番の注目のライブ録音がSONYから正規盤で遂に発売されたのだ。1957年5月ベルリン高等音楽院ホールでのコンサート・モノラル録音で、世界初出となるシベリウスの交響曲第5番の録音とのカップリングはそそられる。
 
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ブゾーニの再来と評されながら、奇妙なまでの低い椅子、オーケストラ・テュッティの間にボールに入ったお湯で指を濡らす仕草に対する嫌味などの当日の演奏批評を浴びたグールドは、この時かの有名な「ゴルトベルグ変奏曲」をリリースした翌年。そしてカラヤンはフルトヴェングラーを押しのけベルリン・フィル音楽監督に就任して2年足らず・・・ライナーノーツによるとお互い尊敬の念で結ばれていたようなことが書いてあるけど本当だろうか。グールドはピアノを弾きながら左手で指揮の真似をするのが癖だったという逸話も残っており(そのせいで、バーンスタインとのコンチェルト録音で喧嘩して破談になったとか・・・)、当日はどうだったんだろう。潔癖症のカラヤンがグールドの奇抜な振る舞いを許したのだろうか。まさかお決まりの目を閉じて指揮していたので気にならなかったとか??? 巷で絶賛されている演奏だが、本来二人の個性がぶつかり合うことを予想していると肩透かしをくらう。信じられないくらいにお互いを尊重し寄り添いあってのコンチェルトになっているのだ。ラルゴで聴かせるグールドのタッチは天才カラヤンも脱帽だろう。ちなみに同収録のシベリウス交響曲第5番はカラヤンお得意の作品だけあって凄い演奏だ。北欧の民族性を断ち切り純美学として華麗で洗練されたフォルムはフルトヴェングラー時代と違うベルリン・フィルを印象付けるものとなっている。
 
当録音がグールドとカラヤンの唯一の協演らしいが、ライナーノーツには後年に二人はある共同プロジェクトの計画があったと記載されている。それは遠隔地レコーディングらしきもの。グールドとカラヤンはテンポやダイナミクスなどを電話で事前に打ち合わせておいて、先にグールドがソロで録音したパートをヘッドフォンでカラヤンが聴きながらオケを指揮して協奏曲を完成させようというもののようだ。コンサート・ステージに立つことを止めレコーディング・ピアニストに徹したグールドと、あらゆる録音媒体に興味を示したカラヤンなら共通点としてこの遠隔地レコーディングという奇抜なアイデアはありかもしれない。事実、カラヤンはサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」のグラモフォンへの録音ではベルリンで録音したオケ・パートと別撮りでパリのノートルダム大聖堂でオルガン演奏を録音し合成したいう経験もあるわけだから。でも、ピアノ協奏曲の演奏としては作曲家への冒涜ともなりかねない企画だよね。
 
それにしても、このベルリンでの三日間連続公演の後にグールドとカラヤンの二人は一緒に食事をしたのだろうか。高級志向のカラヤンがトロント生まれの25歳の青年グールドを誘ってどこで何をご馳走したのか下世話で申し訳ないけど興味あるんだけど。。。
 
 
  

料理の美の空間: 太古八

 
久しぶりにお会いしたお客様に食事に連れて行っていただいた。豊島区目白にある「太古八(たこはち)」というお店。ホームページもお店の名刺もない。掛け軸のある小上がり2席とどっしりしたカウンター。お店に入るなり物静かで神妙なまでの雰囲気を感じる。
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女将さんの手料理はどれも主張しすぎず、一品ずつ暖かく心に響く。
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最後に出していただいたトマトがスゴイ!!! 甘み豊かでトマトが果物であることの証明かも。ご丁寧に手土産にもしてくださった。お酒は料理に合わせ芳醇なじっくりと日本酒をいただいた。ゆったりと流れる時間に身を任せて少々飲み過ぎたかも。。。お店には鎌倉時代の手彫りのお釈迦様の置物があった。女将さんが手にとって見せてくださったが、これだけとってもお店の格がわかるというもの。
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店内は意識的に満席にはせず、女将さん自身がおもてなしできる範囲で接客するらしい。
店を出て目白駅に向かう時、お上さんがずっと見送ってくれる。本当に素敵なお店でした。