人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

6月, 2008 のアーカイブ

パーヴォ・ヤルヴィのブルックナー交響曲第7番

 
6月に俊友会管弦楽団でブルックナー交響曲第7番を演奏してますます同作品の魅力を知ってしまった。偶然だが会社の同僚と仕事関係の知人から同時にパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団の来日公演での同作品の素晴らしい演奏について聞かされていた。残念ながら仕事の都合で聴きにいけなかったが、来日記念としてリリースされた同コンビによるブルックナー交響曲第7番ノヴァーク版の2006年11月ライブ録音を楽しんでいる。
 
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ヤルヴィ自身「ブルックナーは仏教徒的な心情に訴えかける」と述べているが理解できる気がする。そこがマーラーとの違いなのかも。その上でフルトヴェングラーやチェリビダッケ、ギュンター・ヴァントなど歴史上の巨匠たちの演奏を尊重しながらも、自分の指揮を別次元に置きヤルヴィ独特のブルックナーの世界を創造している。オケはエリアフ・インバルがかつて主席指揮者を勤めブルックナー交響曲の数々の初稿版を録音しただけあってブルックナー演奏には長けている。その美しい響きはヤルヴィのベートーヴェン演奏で見せてくれた新鮮さと活力にも通じる。あくまで美麗にならず丁寧に綿密に全ての音符に生命力を宿せるヤルヴィはやはり超一流だと再認識した。いい音楽って本当に聴く者を幸せにしてくれる・・・
 
 
 
 
 
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居酒屋探訪-20: 池尻大橋「つくしのこ」

 
しっかりと仕事した後に充実感を持って仕事仲間と呑む酒は何とも旨い。先日、会社の同僚が私の居酒屋探訪趣味を知ってとっておきのお店に連れて行ってくれた。それは池尻大橋にある庶民の地酒屋「つくしのこ」。246号線から入った路地の奥にあるのでなかなか分かりづらいのだが、それがまたミステリーでいい。自分の靴をビニール袋に入れて2階のテーブル席に。まずは喉を潤すビールからと思ったら置いてない。焼酎もない・・・そう、ここは日本酒オンリーのお店。それじゃ、シュワッと発砲日本酒でスタート。酔っ払い過ぎないように酒造りに使う一升瓶に入った仕込み水をチェイサー代わりに、どんどん出てくる銘酒をぐいぐいといただく。つまみはお任せでひとり2,000円。新鮮な刺身を男料理風にダイナミックに盛り付けて。加えて肉じゃが、カレー味煮込み、お漬物などなど・・・ お酒の注文は、とおるちゃんこと宮沢とおるさんが客の味の好みに応じてソムリエのようにおススメを選んでカラフェに入れて出してくれる。でもとおるちゃんは下戸なんだって。信じられないよぅ。。。
 
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旨い日本酒をしこたま楽しんだ感想は、"Wow !!!"。K原クン、連れて行ってくれて有難う。
T中クン、G藤クン、U富クン、ご要望どおりブログに写真掲載しましたよ。(ちょっとレトロにモノクロにしましたけど。) 
 
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軽井沢国際音楽祭2008

 
今年も軽井沢国際音楽祭のリハーサルが始まった。光栄にも4年続けて8月31日(日)に軽井沢大賀ホールで開催されるフェスティバル・オーケストラに出演させていただくことになった。今年はメシアン生誕100周年を記念して「七つの俳諧」から「軽井沢の鳥たち」、野平一郎さんをソリストに迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、そして「田園」というプログラム。NHK交響楽団団員の皆さんが中心となったアンサンブルは勉強になるし演奏していても本当に気持ちいい。
 
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1年振りに東京の各アマチュア・オケで活躍する顔見知りの音楽仲間と再会するのも楽しみのひとつ。泉岳寺のN響練習場でリハーサル出来るのも役得かも。初回のリハーサル終了後は、近くのネパール料理のお店で決起大会。カレー風味のネパール料理に舌鼓を打って、インディージョーンズに出てきそうな杯(さかずき)でネパールのお酒飲んで、何時までたっても音楽談義は終わらなかった・・・
 
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カラヤン 帝王の世紀

 
カラヤン生誕100周年を記念して「カラヤン 帝王の世紀 - 孤高の天才指揮者、波乱の100年」という本が宝島社新書から出た。著者は昨年3月19日のこのブログでご紹介した「カラヤンとフルトヴェングラー」も出版したクラシックジャーナル編集長の中川右介さん。そういえば、光栄にも中川右介さんご本人から私のブログにコメントいただいたんだ。物語というより年表としてカラヤンの生きた世界の歴史を簡潔にまとめてくれている。帝王カラヤンの生涯は波乱万丈だったことがよく分かる。自分自身の人生と重ね合わせて読むのも楽しい。通勤電車の中でチャッチャッと読んじゃった。
 
  カラヤン 帝王の世紀 孤高の天才指揮者、波乱の100年 (宝島社新書 266) (宝島社新書 266)

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中川右介

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社員手作りの《白鳥の湖》

 
前職時代、マイクロソフト管弦楽団という社員会クラブ活動を立ち上げた。毎年入場料無料のファミリーコンサートを開催してきたが、土曜日に第4回のコンサートを文京シビックホールで開催した。今回は、なんと・・・チャイコフスキーのバレエ《白鳥の湖》全幕からの抜粋をバレエ付きで演奏するという大胆な企画。オケも社員、指揮者も社員というだけでなく、バレエも社員が中心という手作り。もちろん足りないパートは社外からの賛助出演をいただいたが。指揮者の山口琢也さんは忙しい中(仕事そっちのけで?)たった半年でこの難曲を暗譜するまで勉強したし、オデット姫役の龍治例奈さんも初めての主役とは思えない堂々とした演技。私も社員OBとして出演した。第二幕パ・ダクシオンのチェロのソロはビビッちゃって悔しかったけど。ちっちゃな子供達の演技も手作りを感じさせるかわいらしいものだったし、演奏していてもほのぼのしたムード。舞台の上の出演者だけでなく、裏方の社員ボランティアも全員で楽しんでいる。第一幕第4曲のパ・ドゥ・トロワではなんと社員会の阿波踊りクラブも登場しバレエの中に阿波踊りがフィーチャーされているというビックリもの。マイクロソフト社員の多彩ぶりには脱帽です・・・
 
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N響プレミアムコンサート

 
前職のマイクロソフト時代に企画・運営に携わったNHK交響楽団プレミアムコンサートのために東京オペラシティに出かけた。現在売り出し中の指揮者、下野竜也さんの指揮で《鳥》にちなんだ作品を並べた魅力的なプログラム。(自分で企画しただけにちょっと自画自賛・・・) 2月4日のこのブログでも少しご紹介した。今年生誕100周年を迎えたメシアンの「異国の鳥たち」ではピエール・ブーレーズ主宰のアンサンブルで活躍中のピアニスト、永野英樹さんの色彩溢れるタッチと下野さんの立体的な面でとらえる音楽観を楽しめた。続くモーツァルトのフルート協奏曲第2番はN響主席走者の神田寛明さんの朗々と豊かな響きが心地よい。下野さんの解説では「神田さんは酉年だから、鳥に関係している」とのこと(?) 休憩をはさんでラヴェルの「マ・メール・ロア」組曲はマザーグースの物語という点で鳥つながり。でももう少し遊び心とフランス風の艶っぽさが欲しかったかな。メインはストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲(1919年版)。メイン・ディシュ前の魚料理にあたる「マ・メール・ロア」で食材の鮮度が気になっただけに、フル・コースの肉料理にあたる「火の鳥」は鬱憤を晴らすくらいのゴージャスで切れ味のよいN響サウンドを十二分に官能できた。下野さんの創る音楽には嘘はなく真正面から作品と相対峙している指揮振りが好感を呼ぶ。アンコールには、レスピーギの「鳥」からナイチンゲールが演奏された。下野さんが、指揮台から客席を振り返り、「"トリ"に鳥にちなんだ曲を演奏します」とのジョークが何ともユニーク。鹿児島県人バンザイですなあ。
 
終演後、下野さんと永野さんとお話した際に記念写真をパチリ。下野さんは昔、私の母校の九大オケも指揮したことがあると聞き、世界は狭いと感じた。来年2月のN響定期に再登場しフランクの交響曲ニ短調を振ることが決まっているので今から楽しみだ・・・
 
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俊友会管弦楽団第42回定期演奏会

 
ワァァァ、帰宅したら眠くて1週間以上ブログ更新をサボってしまった。もう6月になったのですね。。。先週の日曜日は私が所属するアマチュア・オーケストラ、俊友会管弦楽団の定期演奏会に出演した。ベートーヴェン交響曲第8番とブルックナー交響曲第7番というドイツっぽいプログラム。ベートーヴェンはもちろん新ブライトコップ版で、指定どおりのメトロノームのテンポに挑戦したけど厳しかったかな・・・ブルックナーはハース版ならカルマス社の安い楽譜が手に入るのでそれをベースに第2楽章にはノヴァーク版でお馴染みのシンバルとトライアングルを加えて。
 
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文京シビックホールの音響は心地よく、舞台の上で音楽することを心底楽しめた。アマチュアなのでいろいろと演奏ミスはあったけど、いつもの俊友会らしいガッツ溢れる演奏だったと思う。特にブルックナーは大好きな作品だけに自然と自分の気持ちも逸る。ああ、これで当分ブルックナーを演奏するチャンスはないんだろうなと思うとちょっと寂しい・・・ 終演後は打ち上げに出ないで、そのまま6月14日の某オケの演奏会のリハーサルに向かった。本番終わると普段は暫く楽器を弾かないんだけど、本番後にしっかり練習すると腕も鈍らないかもね。それはゴルフも同じです。。。
 
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次の俊友会は、10月にいよいよシェーンベルグの「グレの歌」に挑戦。アマチュアでは無謀なんだろうけど、まあ一生のうち一度演奏するチャンスがあるかどうかだし。とにかく頑張ろうっと・・・
俊友会の皆さん、お疲れ様でした。また次回もよろしくお願いします。
 
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