人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

2012年2月のバレエとコンサートとオペラ・・・

2月に入ってからここ3週間続けて金曜日はバレエ、コンサート、そしてオペラに出かけ雑多な日常から離れ心底リフレッシュした。まず2月3日はボリショイ・バレエによるチャイコフスキー「白鳥の湖」全幕。東京文化会館のロビーで華やかなレセプションも開催された。本場のバレエは本当に美味しいビールのようにコクがあってキレがいい。その幻想的な舞台はアクセンチュア社日本法人50周年を飾る素晴らしいイベントとなった。

2月10日はサントリーホールで、フランソア=グザヴィエ・ロト指揮南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルグによる東芝グランドコンサート2012。東芝による海外オーケストラ招聘も今年で31回目。冒頭のヴェーベルンの「夏の風の中で」は透明感に満ち溢れて、このオケのフレキシビリティーの高さを示してくれた。続くシベリウスのヴァイオリン協奏曲は2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子が圧巻。ここまで完璧な演奏は聴いたことがない。彼女はついつい熱くなる性格のようだが、この日は公演初日という条件の中、しっかりコントロールを忘れず理性と野性が見事に調和した。アンコールがあるかと思いきやそのまま舞台袖に引っ込んだのはちょっと残念。当日のメインはベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ」。ナポレオン所縁の「エロイカ」をフランス人シェフがドイツ・オケを料理するいう意味での興味はあったものの、今さら「エロイカ」?というのが正直な期待感だった。しかし演奏が始まるや、グイッと引きこまれた・・・現代楽器を駆使したピリオド奏法ではないか! エリオット・がーディナーの愛弟子であった指揮者ロトならではの真骨頂。そういえばロトがサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」をフランスの古楽器室内オーケストラとピリオド奏法で演奏したCDを買ってたけどまだ聴いてなかったことを思い出した。このオケはドイツ的いぶし銀の響きとは無関係でユニバーサルな音質が特長。マーラーなんかも面白いだろう。

2月17日はブラザー工業協賛の二期会オペラ公演を東京文化会館で。演目はヴェルディの「ナブッコ」。鬼才ダニエレ・アバド(指揮者クラウディオ・アバドの息子)の演出はイタリアの伝統と革新の融合が成功した。バビロン王国の舞台設定を現代の黒いスーツ姿に置き換えたのは2001年にウィーン国立歌劇場で観た同作品(準・メルクル指揮)を思い出させる。私が注目したのは若干24歳のイケメン指揮者、アンドレア・バッティストーニ。譜面台にスコアも置かず全幕暗譜で大きく両腕を動かすダイナミックな指揮。これからり活躍が楽しみで注目したい。オケ・ピットでは東京フィルハーモニー交響楽団も見事に反応していた。

これで当分コンサート通いもない。次回は4月に東京の春・オペラの森かな。おっと、その前に自分が出演するコンサートがみないみらいホールで3月17日だ。

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