人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

7月, 2005 のアーカイブ

隅田川大江戸花火大会

土曜日は、恒例の「隅田川大江戸花火大会」。 昨年に引き続き、当社のお客様である株式会社バンダイの本社ビルにお招きいただき、浅草の夜空を華やかに演出する2万発の花火を堪能しました。 
 
 
この日は、それまで2週間近く出張で不在にしていたので、会社に出てきて夕方まで仕事をしてから、台東区駒形のバンダイ本社へ。 開宴までかなり時間があったので、うちの担当営業と二人でお隣の駒形どぜうで、どぜう鍋と冷酒で一杯。 仕事の後の一杯はウマイ!!! そして、たっぷりと葱とささがきごぼうをのせて、ちょっぴり山椒をふりかけていただくアツアツのどぜうは最高!!!  夏バテからの回復にピッタリです。 
 
 
さて、本命の花火は、打ち上げ会場が、本社ビルの眼前ということもあり、その音と彩りの迫力はスゴかった。 事実、打ち上げ花火のかけらが飛んでくるほど。 まさに「たまやぁ ! かぎやぁ !!!」の世界。 デジカメで写真撮っても、あまりに花火が大きすぎてフレームに入らないくらい。 撮った写真を見ると、小宇宙の惑星の爆発みたい。 K部長、ご招待ありがとうございました !!!
 
 
花火とクラシック音楽と言えば、ヘンデルの「王宮の花火の音楽」。 (無理やりネタをつなげ過ぎ!?)  オーストリア継承戦争が終わり、英仏和平条約締結を記念した式典のために、国王ジョージ二世からの依頼で作曲された所謂「機会音楽」。 原曲では、野外で式典に際に打ち上げられる花火と一緒に演奏することを想定して管楽器56本を使用するという大編成でした。
 
 
それを忠実に再現したのが、エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルの演奏 (GLOSSAレーベル:MGCD921606)。 ピリオド楽器奏者を100人も招聘し、音色・音程を合わせるために、オーボエ24本をはじめファゴット、ナチュラル・ホルンやトランペット数十本は、この録音のための特注製作楽器。 2002年9月のライブで、ちょっと録音がホールトーンを加味し過ぎてソフト過ぎる気もしますが、よくまぁ、こんな破天荒な企画やったなぁという印象。 まさに「たまやぁぁぁ!!!」と叫びたくなるほど。

中華料理と、またまたブルックナー

シアトル出張から帰国して、そのままオフィスへ。 社内会議をこなした後、夜は会食。 本日は、赤坂にある隠れ家的中華料理、一笑美茶樓Wakiyaにご招待いただきました。 懐石風の創作中華料理は、時差ボケと猛暑でこんがらがっていた私の頭をスッキリさせてくれたばかりでなく、ご招待いただい企業様とのビジネス協業の打ち合わせもスムーズに運んでくれました。 
 
 
総料理長の脇屋氏は、横浜桜木町の中華料理、トゥーランドットも経営されているとのこと。 ここは、今年のお正月、家族で食事に行って、大好評でした。 ちょっと、パパも見直されたって感じ。 トゥーランドットと言えば、北京を舞台にしたプッチーニのオペラのタイトルですね。
 
 
夏バテには、まだ早いかもしれませんが、こういう時こそ、大好きなブルックナーの音楽でリフレッシュ。 (オイオイ、暑苦しいんじゃないの???)  今週一旦帰国した時に、横浜タワーレコードで購入した交響曲第4番<ロマンティック>の3枚。 (いい加減に同じ曲ばかり買うのは止めたらと家内の厳しいひと言あり・・・)
 
 
フルトヴェングラー&ウィーン・フィルのレーヴェ改訂版(ドイツグラモフォン:UCCG3701)は、1951年10月の録音。 ブルックナー評論家の宇野功芳氏によると、自然体でないところが、ブルックナーでないと批判されますが、なかなかもってよろしい演奏。 
 
 
同じく改訂版で、クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィルの1944年録音(ARCHIPELレーベル:APRCD0044)は、クナらしい堂々として枯れた味わいの中に、芯のある名演。 ブルックナー指揮者としての代表格。
 
 
そして、クレンペラー&ウィーン交響楽団の1951年録音(ARCHIPELレーベル:ARPCD0134)は、後年のフィルハーモニア管との録音とは別人のような、えっと思うようなあっさりしたテンポ。
 
 
こんな古い録音ばかりですが、ブルックナーは綺麗に流れるだけじゃ音楽にならない。 そして指揮者の人生観そのものが自然とにじみ出るような気がします。 それは、同じお料理でも、シェフによってこんなに味わいが変わる様に。

シアトルの中華麺

シアトルに到着です。 シアトルには、インターナショナル・ディストリクトというアジア人向け大きな地域があります。 いわゆるチャイナ・タウンみたいなところ。 ここには、宇和島屋-Uwajimayaという愛媛県(おお、懐かしい・・・)出身の方が経営している大きな日本/アジア食材・雑貨のスーパーマーケットもあります。 (長期滞在時に重宝しています。)
 
 
先週から海外出張が続いていて食傷気味だったのですが、無性にラーメンが食べたくなり、シアトル到着後お昼ご飯に、このインターナショナル・ディストリクトにあるお粥と中華麺の専門店に行きました。
 
 
今回注文したのは、ワンタンと牛肉入りで、細くてコシのある卵麺の大盛。 これに、辛味タレをすこし垂らしていただきます。 なんかソウル・フードって感じ。 平井復活!!! 生き返りました!!!
 
 
シアトルは、アジア人が多く、様々な分野で活躍されています。 そして皆さん人懐っこいんです。 東海岸の風土とも違う、素敵な街だなあと思います。

日経新聞とミラノ・スカラ座

7月26日の日経新聞朝刊の交遊抄コーナーに、ビジネスで大変お世話になっている日本ユニシス社の島田精一相談役が出てらっしゃいました。 島田さんは、クラシックに造詣が深く、当社が特別協賛しているロイヤル・チェンバー・オーケストラの指揮者、堤俊作氏とも以前から交友関係があり、こんなところでもつながっていました。
 
 
島田さんの今回のコラムのタイトルは、「スカラ座の夢」。 イタリア・ミラノにあるオペラの殿堂、スカラ座について書いてらっしゃいます。
 
 
スカラ座は、昨年11月に改修工事が完了しました。 以前家族旅行で行った時には、時間がなくて、見物できず、残念。 一度、ここで、ヴェルディのオペラを観てみたいと思っています。 今シーズンは、<オテロ>のみのようですが、島田さんのように<運命の力>を観れるチャンスがあるなら、会社休んでも行っちゃうかも・・・
 
 
今年前半に、海外の新聞で、リッカルド・ムーティとの不仲説が流れていましたが、どうなったんでしょう。 <運命の力>なら、ムーティだと信じているのですが。
 
 
あっ、昔、カラヤンがミラノ・スカラ座を振ったヴェルディのレクイエムを中学生の頃、NHKテレビで放映していた記憶があります。 その後のウィーン・フィルやベルリン・フィルの録音と違い、生々しい演奏でした。 調べたら、今年の12月に紀伊國屋書店からDVDが発売されるんですね。 早速予約しなくっちゃ。
 

無事帰国

アトランタから、デトロイト経由で、無事成田に到着しました。 台風7号の影響で、到着が遅れましたが、なんとか帰国できてホッとしてます。 実は、明日の夕方から、今度は、シアトルに1泊3日で出張なんです。 どうしても、27日に、東京ではずせない仕事があるため、一度帰国しました。 
 
 
アトランタのホテルで、最終日に部屋でひとりで映画を観てました。 ハリウッド・リメイク版の「The Ring 2」です。 怖かったけど、第一作ほどではなかった。 主演のNaomi Wattsがいい味でしてましたね。 
 
 
第1作の「The Ring」は、NY赴任時代に、近所の映画館で観ました。 観客が数人しかいなくて、そっちの方が恐かった。
 
 
このハリウッド・リメイク版の舞台は、シアトルです。 シアトルは、7月から9月の短い夏を除いて、年中雨が降るし、どんよりした天気が多いです。 映画でも、かなり暗いイメージでしたが。 でも、人懐っこくていい街なんですよ。 イチローもいるし・・・
 

抹茶フラペチーノ

スタバ(スターバックス・コーヒー)の抹茶クリームフラペチーノが大好きです。 会社の近くにもスタバがあり、よく買ってきてもらいます。 ちなみにも当社日本法人の新社長は、元スターバックス社の幹部。 これも何かのご縁カモ。
 
ニューヨークとアトランタで、スタバに行った時、冗談半分で、「熱いカフェラテじゃなくて、抹茶フラペチーノがいい。」と言ったら、なっ、なんと、売っているじゃないですか・・・ Green Teaなんですよね。
 
 
甘くて、冷たくておいしい。。。
 

アトランタ出張

今、アトランタにいます。 とにかく、外は暑い・・・ そして屋内はガンガンに冷房が効いていて寒いくらい。 アトランタには、1996年のアトランタ・オリンピックの時に仕事で1ケ月ほど滞在していました。 当時勤務していた会社が、オリンピックの公式スポンサーで、日本からもお客様ペアで百数十組ご招待したので、その現地スタッフ役としてお手伝いさせていただいたのでした。
 
 
もちろん、開会式や閉会式、そして競技会場に、大混雑の中、日の丸の旗を持って、お客様を誘導しツアーガイドみたいな仕事をしてました。 役得で、競技を観戦できたし、それなりに面白かったけど、朝5時から、深夜まで目まぐるしく動き回って、身体はきつかった思い出があります。 
 
 
開会式で、ジョン・ウィリアムスが、アトランタ交響楽団を指揮して演奏したアトランタ・オリンピックのテーマ曲「サモン・ザ・ヒーロー(Summon the heroes)」は、本当にカッコよかったし、オリンピックの興奮を今でも呼び起こします。
 
 
もう一曲、閉会式でグロリア・エステファンが歌ったアトランタ・オリンピック公式賛歌「Reach」も大好きです。 その歌詞に、、、
 
" If I could reach higher, just for one moment touch the sky, from that one moment in my life, I’m gonna be stronger, know that I’ve tried my very best・・・ "
 
というのがありますが、スタジアムで聴くだけでなく、今聴いても勇気づけられます。
 
 
当時、一緒にスタッフとして派遣され大活躍していたMさんは、現在A通信会社の日本法人社長に転身。 来週久しぶりに旧交をあたためる事になっています。

NYへの想い Pat Singer

NY在住のPat Singerというアーティストのことを友人から知りました。 NYを中心とした特徴ある風景 - 自由の女神、エンパイア・ステート・ビルディング、ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリー、ミレニアムのタイムズ・クスエア、メーシーズ、セントラル・パークのターバン・オン・ザ・グリーン、チャイナ・タウンなどなど – をかわいらしいタッチで絵にしています。 ホームページは、工事中とのことですが、Pat Singer’s USAでオーダーも出来ます。 NYのおみやげ物として、彼女のデザインのカードや、マグカップ、Tシャツなどをもらった方もいらっしゃるのでは。
 
 
今回のNY滞在中に、私の秘書の皆さんにお土産として何品か小物を購入しようとタイムズスクエア近辺のお店に入ったのですが、どこも品切れ。 そこで、前述のPat Singer’s USAに記載されている連絡先に電話したところ、何とPat本人が電話に出て、「それなら彼女のWarehouse(つまり、小売店に出荷する前の倉庫)にジョナサンという人がいるから彼を訪ねていけ。」とのこと。 Pat本人が電話に出ること事態、信じられないのに、そんな親切にアドバイスされるなんて、NYでは考えられない。 もしかしたら、同姓同名の別人で、全く別モノの倉庫なのかも・・・
 
 
行ってみると、そこには、彼女のデザインした商品を制作し保管しているではありませんか。 フレームに入れて飾る絵、グリーティング・カード、マウス・パッド、写真立て、Tシャツ、マグカップなどのアイテムから時間がないので、手際よく、買いたいものを選びました。 そうすると、ジョナサンが、おもむろにPat自身の直筆サインのあるリトグラフを見せてくれて、折角来てくれたのでプレゼントするよと私に渡してくれました。 これまた、びっくり、、、 えっ、本当にもらっていいの???  今度来るときは、Pat自身と会ってお話しするといいよとも言ってくれました。
 
 
NYの人って、ビジネス・ライクで冷たい印象がありましたが、なんか、あったかいNYの人情を経験したように思いました。
 

NYへの想い YOSHINOYA

ニューヨークからアトランタに移動しました。 アトランタは、"ホットランタ Hotlanta"と呼ばれるくらい暑いです。
 
 
前日食べそびれた牛丼。 悔しくて、アトランタに移動する日、空港に行く前に、朝ごはんで食べました。 (朝から、牛丼かよぉ・・・とおっしゃる方もいるでしょうが。) タイムズスクエアにYOSHONOYA吉野家があり、ここで、今となっては日本で食べられない牛丼(Beef Bowl)を堪能しました。 さずかに9時の開店直後で他のお客さんはなし。 牛丼並にべに生姜のっけて、七味をたっぷりふりかけて。 もちろんお味噌汁も。
 
 
1年振りの牛丼(去年も、NY出張時に食べました。)は、私を優しく迎えてくれました。 この味は、世界共通・・・グローバル・スタンダードです。 汁ダクにすれば、よかった。。。

NYへの想い 続々編

NYでのお客様訪問が終わって夕食までの短い時間、宿泊しているホテルから歩いて数分のところにある音楽の殿堂カーネギーホールのあたりを散策。 お目当ては、カーネギーホールの楽屋口の前にあるJOSEPH PATELSON MUSIC HOUSEというクラシック専門の楽譜屋さん。 NY在住以来、もう10年も通っています。
 
 
日本と比較して、格安で楽譜を購入できるのは、もちろんですが、ここでは、オーケストラ作品の楽譜をバラ売りしてくれます。 例えば、日本だと管楽器・打楽器のフル編成に加えて、弦楽器は各10部ずつとかが、一括1セットになって販売されています。 オケが、団体で購入し、団員に配布するには便利ですが、個人でレパートリーを広げるために、自分のパート譜だけを購入することはちょっと無理。 でも、ここでは、KALMUS版で(ベーレンライター版でも何でも取り寄せもOKです。)ほとんどの曲が揃っています。 
 
 
また、昨今、販売用の楽譜が出版停止となり、レンタル譜に移行しているケースもあるので、購入できるうちに、入手しておいたほうが得策。 事実今回も、プロコフィエフの交響曲第5番のチェロ・パート譜を探していたら、レンタル譜になってしまったとか。 残念・・・
 
 
今回購入したのは、 
 
  • R.シュトラウス「英雄の生涯」チェロ・パート譜 7ドル
  • シューマン交響曲第3番チェロ・パート譜 4ドル
  • ストラヴィンスキー「火の鳥」1910年版ミニチュア・スコア 5ドル95セント
  • ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」1910-11年版ミニチュア・スコア 6ドル95セント
 
超お買い得!!!
 
 
「英雄の生涯」は、来月末、名古屋で演奏します。 シューマンは、もしかしたら、JR東日本オケからトラのお声がかかるかもしれないので、勉強しておこうと思って。。。
 

NYへの想い 続編

NYに来たら、毎回立ち寄るお寿司屋さんがあります。 Sushi of Gariという名前。 別にガリ(お寿司の横にチョコンと乗っかっているしょうが)ではなく、雅利(まさとし)さんという方がオーナーで、みんな彼のことを"ガリさん"と呼ぶのでこういう名前になりました。 NYアッパーイーストサイドが本店で、NY赴任時代から通っています。
 
 
今回は、2号店が、ウエストサイドのコロンバス・アベニュー沿いにオープンしたので、そちらに行ってみました。 カウンター席で、チーフの堀田さんと1年振りの再会。 ほぼ満席の店内は、99%外人、いや、ココでは、日本人の私が外人かあ。 つまり、お客さんにほとんど日本人がいないという意味です。
 
 
ここのお寿司の特徴は、まず醤油を使わない。 どれも創作寿司というかニューウェーブ寿司というか、夫々のネタに細工がしてあるんです。 例えば、白身には、土佐酢のにこごりを薄く切って乗せたり、サーモンの上には、同じ真っ赤な同じサイズのトマトを焼いて乗せたり。 私のお気に入りは、イカの細切り醤油漬けを軍艦巻きにして、ウズラの卵の黄身を乗せたもの。 どの作品も、感性豊かで、イカシテます。 今日の締めは、アツアツのフォアグラにバルサミコ・ソースを垂らした一品。 お腹一杯です。
 
 
このガリさんのお寿司は、Sushi of Gari青山店でも味わえます。 日本のお寿司屋さんがNYに進出することはありますが、これは、逆輸入パターン。 NY赴任時代に、タレントの西村知美さんが、ニューヨーク・マラソンに出場するためにニューヨークに来た時、彼女と私の従妹が無二の親友という関係だったので、頼まれてこのSushi of Gariにご招待しました。 知美ちゃんも大喜び。 その御礼で、私の家族全員を、Sushi of Gari青山店にご招待いただいたこともありました。
 
 
日本の食文化の代表格、お寿司もグローバルに進化していってるんですね。 もちろん、NYの本店の方が、ネタも豊富でアグレッシブですが、青山店もおススメです。 是非一度ご賞味ください。
 
 
お寿司でお腹一杯になった後、目の前に広がるセントラル・パークに寄り道。 今晩ここのGreat Lawnで、ニューヨーク・フィルハーモニックが、ロリン・マゼールの指揮で野外コンサートをやっていました。 ドボルザークの「謝肉祭」序曲、チェロ協奏曲(独奏は、リン・ハレル)、そして「新世界」。 ちょうど立ち寄った時は、「新世界」が始まったところ。 すごい広い会場で、そうですねぇ、数万人はいたかな。 みんな思い思いのかっこうで自由に楽しんでいました。 当然PAを通しての音でしたが、マゼールのアゴーギグの効いた「新世界」はなかなか楽しめました。 これだけの巨大な聴衆が、終演後、一機にセントラル・パークから脱出するのは、民族大移動みたいになるだろうと予想し、第4楽章が始まったところで退散。 
 
 
ホテルに戻って仕事していたらいつの間にか居眠り。 部屋の冷房が効きすぎで寒くて目が覚めたのが、午前2時半過ぎ。 時差ボケで寝付けません。 しまった、夜食に、タイムズスクエアにある吉野家の牛丼(Beef Bowl)食べるの忘れてた!!! (そうなんです。日本では販売中止ですが、こちらでは、いまでもホンモノの牛丼あるんです。 午前3時閉店でした・・・)
 
 

NYへの想い New York State of Mind

1年振りのニューヨーク出張です。 今回は、アトランタで当社の大きな社員イベントがあるので、その前にニューヨークに立ち寄りました。 今日は、お客様訪問2社とランチオン1社が予定されています。 1年振りにお会いするお客様とのお話が楽しみです。 
 
 
ニューヨークと言えば、ニューヨーク・フィルハーモニック、メトロポリタン・オペラハウス、カーネギー・ホールにジュリアード音楽院・・・ 私のニューヨーク赴任時代のニューヨーク・フィルは、音楽監督が、クルト・マズアとロリン・マゼールの時代。 シーズン定期会員として多くの演奏会に足を運びました。 
 
 
ニューヨークっ子は、はっきりしていて、気に入れないとブーイングもありです。 私は、マズアの演奏会で、1-2度、ブーイングを聞きました。 (特に、ブルックナーのロマンティックはひどかった・・・) マゼールが、マズアを引継ぎニューヨーク・フィル音楽監督に就任したガラ・コンサートは、ベートーヴェンの<第九>で、大盛り上がり。 ニューヨーク・タイムズも絶賛。 私も聴きましたが、素晴らしい演奏でした。 日本の年末お決まり行事の<第九>とは違います。 マゼールの指揮は、持っていたスコアにない音や奏法になっていたので、楽屋に行ってサインをもらった時に、ベーレンライターとかブライトコッフとかどの版を使ったのか質問したところ、「おお、気づいてくれたか。 これは、最も自信あるマゼール版だ。」との返事。 自信満々でカッコいい・・・
 
 
 
「ニューヨークへの想い New York State of Mind」というビリー・ジョエルの曲をご存知ですか?  ビリーが、ニューヨークの雑踏を愛し、彼なりの目線で巨大なニューヨークを綴った曲。 私のカラオケ・レパートリーでもあります。 今回は短い滞在ですが、早起きして、ビリー・ジョエルを聴きながら、懐かしいマンハッタンの街並みを散歩してみたいと思います。

Karuizawa & Music

8月27日から9月4日まで軽井沢で、"Karuizawa and Music"という小さな音楽祭が開かれます。 期間中毎日、受講生を対象とした講習会と講師によるコンサートが開催されますが、私は、9月4日最終日のフェスティバル・オーケストラにチェロのメンバーとして出演します。 なんと、-私の隣で弾いてくださるのは、ソリストの向山佳絵子さんの予定!!!
 
プログラムは、次の通りです。 会場は、今年5月にオープンしたばかりの大賀ソニー名誉会長が寄贈した軽井沢大賀ホールです。
 
 
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 op.26
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 op.92
♪ 横川晴児(指揮)/漆原啓子(ヴァイオリン)/フェスティバル・オーケストラ
 
 
また、9月1日の銅銀久弥さん(N響)と向山佳絵子さんのチェロ・デュオ・コンサートでは、私がプレ・トークを務めさせていただくことになっています。 お二人のチェロ演奏が楽しみです。
 
 
日曜日は、第三回目のフェスティバル・オーケストラのリハーサルが、泉岳寺のNHK交響楽団練習室でありました。 私自身弾いていて、楽しくてしかたないって感じ。 普段のアマ・オケではつい見過ごすような部分も徹底して納得するまで仕上げていきます。 音楽する喜びを、すばらしいメンバーに支えられて、心から味わうことができました。
 
 
もし、お時間があれば、避暑地軽井沢にお越しになりませんか?

渡辺香津美のギター

ギタリストでいろんなユニットで活躍している渡辺香津美さんが、アコースティック・ギターのソロでリリースしたアルバム「ギター・ルネッサンス」(Ewe Records:EWSA74)と「ギター・ルネッサンスII 夢」」(Ewe Records:EWSA106)にハマッテいます。 それぞれ、銀座王子ホールと、紀尾井ホールでの録音。 どちらも、好きな音楽ホールです。
 
 
渡辺香津美とギターが一体化し、渡辺香津美自身がどんどん透明人間みたくなっていって、ギターの弦から爪弾き出されるピュアな音楽だけが、静かに時空を漂うようなアルバムです。
 
 
アルバムの中に、私の好きなバッハの無伴奏チェロ組曲から、プレリュードとアルマンドの2曲が、ひっそりと収められています。 渡辺香津美のキャパシティーの大きさを感じさせます。
 
 
私は、ギターは弾けないのですが、手軽なようで、奥の深い、そしてジャンルの広い楽器ですよね。 楽器によってそれぞれ表情があって、今回のアルバムでも、7本の違うギターを曲に合わせて弾き分けています。 チェロにもいろんな音色と表情があるので、もう1台欲しんですがぁ。 (うちの奥さんから、「渇」の一声・・・)
 
 
ギターの表情の豊かさと多彩な音色も素敵ですね。 ギタリストでは、村治佳織や鈴木大介も大好きです。 
 
 
明日から1週間程海外出張ですので、今回はこの2枚を持参して機内でジントニックと一緒に楽しむ予定です。
 

大西順子のジャズ・ピアノ

先日、ジャズ・ピアニストの大西順子さんのライブ・セッションを聴くチャンスがありました。 まだクラシック音楽経験と比べて、ジャズ初級から中級くらいの知識しかない私は、彼女がどんなに凄いアーチストなのか知りませんでした。 ここ4-5年行方をくらましていて、突然今年からライブを再開されたらしく、彼女のセッションを体験できたことは、超ラッキーなんだそうです。
 
 
そういう意味では、何の前評判も知らず、純粋に彼女のピアノ・トリオに浸ることができました。 彼女のどちらかというと、ちょっとツッケンドウなしぐさと似合わない、強烈な、どちらかというと男らしい(?)ピアノ・タッチに一目惚れしてしまった平井です。
 
 
まるで手首から指先にかけては、彼女の体つきや表情と全く想像できない別人物のような感じ。 小曽根真さんのピアノも好きですが、今宵は、私にとって今まで経験したことないジャズ体験で、最高の一夜でした。
 
 
大西順子さんの曲は、MSNミュージックから、ダウンロードできますよ。
 

西日本シティ銀行

九大数学科の先輩で、九大フィルハーモニー・オーケストラのコンサートマスターでもあったH先輩から、も久しぶりにメールが届きました。 現在は、西日本シティ銀行(前福岡シティ銀行)の情報システム部門にいらっしゃいます。
 
 
この西日本シティ銀行は、昭和61年当時福岡相互銀行と呼ばれていた頃から、博多駅前本店エントランスで、室内楽コンサートを毎月開催しています。 その企画を推進され、自分でも第2ヴァイオリン奏者として参加されているのがH先輩。 ちなみにチェロ奏者は、私の師匠。 
 
 
継続こそ力なりと言いますが、この20年間、ほぼ固定のメンバーで新しいレパートリーを披露してきたこと、そしてそのコンサートを楽しみに毎月、銀行本店のロビーに集まってらっしゃる市民の方々、素晴らしいですよね。 次のコンサートは、7/20、第232回目を数えるそうです。
 
 
3年前NYのアパートに、H先輩が、この弦楽四重奏団でリリースしたCDを送ってくださいました。 気心知れた4人の息づかいのするモーツァルトを、一人単身赴任の部屋で聴いて、しんみりと感動しました。
 
 
H先輩、銘器1628年製Amatiの調子はいかがですか? 今度福岡に遊びに行った時は、おいしいものをご馳走してくださいね。 あっ、それから、もし先輩のマンションに泊めていただけるなら、今度は、お風呂のお湯切らさないでくださいよ・・・ ご記憶のとおり、前回はお湯が出ずに、思いっきり風邪引いちゃいましたから。

タングルウッド音楽祭

7月、もうすぐ夏休み。 そこで思い出すのが、タングルウッド音楽祭。 アメリカ東部ボストンから車で3時間くらいのレノックスという田舎町で毎年開かれる夏の音楽祭で、ボストン交響楽団の夏の本拠地です。 私は、1995年以来、もうかれこれ10回くらい行きましたでしょうか。 ここは、若き小澤征爾を育てた音楽祭。 そして、オザワが世界中から集まってくる若い音楽家を指導するところでした。 2/13の私のブログで、オザワとタングルウッドのことは少し書きました。 
 
 
オザワ60歳のバースディー・コンサート、オザワ渾身のマーラー<復活>、ヨーヨー・マとの協演、オザワがウィーン国立歌劇場に移ることになってタングルウッドでのお別れコンサート・・・ どれも素晴しい思い出で、克明に記憶しています。
 
 
アッ、そういえば、終演後、オザワさんの楽屋を訪ねたら、「これから、タングルウッド音楽センターで、ワーグナー(楽劇)のステージ・リハやるけど、観に来る?」って誘われて、オザワが指揮する直ぐ後ろで1時間以上見学させてもらったことがありました。 公演スタッフからすると、「あいつ、誰だ?」と思ったでしょうが、そこは同じ日本人の特権って感じでしたね。
 
 
タングルウッド音楽祭の最大の特徴は、もちろん超一流のアーティストとその演奏でもありますが、実はその楽しみ方だと思います。 クーゼヴィツキー・ホールの左右・後方に広がる芝生の上で、家族や仲間と一緒にゆったりと日曜の午後の音楽を楽しむ聴き方、おおらかです。
 
 
1995年の夏、当時ニューヨークに住んでいて、音楽好きの2家族一緒に、オザワ&ボストン響による日曜日のタングルウッドに行きました。 芝生席は、ひとり13ドルで、子供は無料。
 
 
日本人のお花見気分で、座るための大きなビニールシート、おにぎりやかまぼこ、卵焼きなどのお弁当、そして水筒に麦茶入れて、缶ビールとおつまみを取り揃えて。 子供たちは、ホールからはるか離れた芝生で、水鉄砲で遊んでします。 
 
 
コンサート会場に入ってビックリ!!!  ステージが見渡せる絶好の場所を確保して、(まるでお花見の場所取りみたい)一安心と思いきや、何故かこの2家族だけが浮いています。 
 
 
ここで覚えたのが、タングルウッド・スタイル。 簡易テーブルと折りたたみチェア。 テーブル・クロスを敷いて、かわいいお花がはいった一輪挿しと、キャンドルをテーブルに。 籐のバスケットから、シャンパン・グラスとワイン・グラスを出して、自宅で作ってきた手料理を、一品ずつナイフとフォークで楽しむ。 ウアァ、お洒落。 かっこいいィィィ・・・ 
 

ブログ更新ちょっとお待ち下さい。

前回から、3日も更新できてなくて気になってます。 でも、今日は睡魔が襲い、その上酔っ払っているので、ブログは明日にします。 ごめんさない。 おやすみなさい。
 
追伸) 人気ブログ・ランキング クラシック音楽部門で、第三位まで躍進しました。 これもひとえにも皆様のお陰でこざいます。 感謝!!!
 

渋谷富士屋本店とMARY JANE

私のお気に入りのブログ"仙台単身食&住日記"のヨーガさんから教えていただいた渋谷南口のオトナの立ち呑み、富士屋本店に行ってきました。 大感激と大満足。 本当に私たちのようなオヤジから、20代のカップル、女性同士のグループなども多く、幅広く受け入れられているって感じ。 
 
 
こぼう天、ハムカツ、スパゲティ・サラダ、しめ鯖さし身、小鯛の南蛮漬け、。。。 どれも絶品。 そして安い !!!  加えて、らっきょうといか納豆と注文。 サラリーマンの強力な味方です。 でも、新橋あたりでよくある立ち呑みで、仕事の愚痴を言いながら呑んでいる姿は見つからなく(偶然でしょうか? ヨーガさん・・・)、皆さん静かに、整然と食して呑んでました。
 
 
注文したビールが運ばれたところで、おつまみを2-3品注文。 そのおつまみが全て運ばれてきたらCash & Deliveryでその場で精算です。 皆さん、カウンターに千円札や小銭を置いて、次の注文に備えています。 閉店は、夜9時30分なので、早く仕事終わらないと行けません。 
 
 
会社の同僚と、もう少しだけ余計に話がしたく、かつチョッピリ呑み足らず、これも、ヨーガさんオススメのジャズ喫茶&BARのJAZZ ROOM MARY JANEに寄り道。 素敵なジャズのCDをサウンドの良い大型スピーカーで聴きながら、コーヒーを飲む人、ウィスキーを飲む人、様々な自分スタイル。 吉祥寺の雰囲気に近い感じ。 デューク・エリントンが発掘した南アフリカのピアニスト、Dollar Brand(別名Abdullah Ibrahim)のアルバム「Duke’s Memories」を聴きながら、一日の疲れを癒しました。 
  
 
今まで経験しなかった渋谷を発見し、幸せなひと時に大満足のC級グルメ通の平井でした。。。

ブルックナー後期交響曲てんこ盛り

暑い日が続いています。 こんな時に、うっとおしいかもしれませんが、大好物(?)のブルックナー後期交響曲の名演3枚にめぐり合えたので、たまらずブログに書いています。 いずれも、先月新発売もしくは再発売の輸入盤CDです。 夏の暑い日に、冷麦ばかりでなく、ウナ丼大盛りで栄養つけるのと同じで、私には、この暑苦しい3枚が栄養素です。ここ数日、この3枚を全て聴かないと眠れない状態が続き寝不足。。。
 
 
・交響曲第7番ハース版: カラヤン&ベルリン・フィル(EMIカラヤン・コレクション)
・交響曲第8番ハース版: ヘルベルト・ケーゲル&ライブツィッヒ放送交響楽団(Arioso ARI1110)
・交響曲第9番: ロブロ・フォン・マタチッチ&ベルリン国立歌劇場管弦楽団(Weitblick SSS0050)
 
 
カラヤンの第7番には、1989年のウィーン・フィルとの天国からの贈り物のような美しい名演がありますが、この1970&71年のベルリン・フィルは、もっと理性的で切れ味鋭く、それでいて、ドイツ・グラモフォン録音の同コンビでの1975年の再録音のような人工的な匂いがしない演奏です。
 
 
ケーゲルの第8番には、1975年の同オケとのライブ録音が全集で発売されていましたが、これは、1970年のスタジオ録音で、音源が違います。 あまり期待していなかったのですが、真実として、これは凄い。 私的には、朝比奈隆&大阪フィル(渋谷じぁんじぁん盤)と東西横綱を張るような"幻の超名演"。 よくぞ、倒産したレーベルから復活してくださいました。 大感謝(ぺこり)!!!
 
 
マタチッチの第9番は、チェコ・フィルとのスタジオ録音のまとまりと安定感と違う、珍しくドイツのオケとの共演の1958年のライブ録音。 ゴツゴツした無骨さがにじみ出ていて、ベルリン国立歌劇場オケも、人間味溢れる演奏です。 第二楽章のヴァイオリンが乱れてアタフタしている様も、音楽だなって感じさせるスケールの大きさが魅力。 マタチッチ親爺、よくやった!!!
 
 
こんな、マニアックなことばかり書いているから、人気ブログ・ランキングクラシック部門の順位が落ちちゃうんでしょうね。(現在、第5位です。)

東京ニューシティ管弦楽団第40回定期演奏会

当日券を買って、東京芸術劇場での内藤彰指揮東京ニューシティ管弦楽団第40回定期演奏会に行ってきました。 
 
 
同コンビは、ブルックナー交響曲第8番のCDを今年リリースしています。 それは、第3楽章<アダージョ>に、1999年に発見された改作稿を用いた世界初演のライブ録音CDでした。 (注:オケとしての世界初演であって、実は、野口剛夫が指揮してエレクトーン複数台で演奏した同版CDが発売されています。) このCDを聴いて、ブルックナーに対する進撃なアプローチに好感を持ちました。 それで今回、ブルックナー交響曲第4番<ロマンティック>が、国際ブルックナー協会発行の最新版(第3稿)で世界初演されると知り、急遽足を運んだわけです。
 
 
それでは、ちょっとパロディーで、「音楽の友」誌の演奏評論風(?)に。。。
 
 
・・・ 昨年、ブルックナーの最高傑作第8番のアダージョ異稿世界初演を成し遂げた同コンビが、今度は先頃出版された国際ブルックナー協会全集版第3稿の世界初演に挑んだ意欲的なコンサート。 この版は、かつてフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュが使用した<改訂版>と類似している。 編成としては、ノヴァーク版やハース版の楽器編成に加えて、第4楽章にピッコロとシンバルが追加されている。 
 
ブルックナー演奏においては、その使用楽譜で様々な異論があり、特にこの第4交響曲は、第3楽章が第1稿とそれ以外では全く別物であるし、第4楽章も「民衆の祭り」というも別種類のものが存在している。 その意味で、今回の演奏は、ブルックナー演奏の歴史において一石を投じる意味あるものであった。
  
内藤の指揮は丁寧であり、演奏水準は機能的で、楽員も見事に反応していた。 全体として"必然性"を持った演奏であったと言えよう。 内藤は、ブルックナー独特のゲネラル・パウゼを意識した肥沃な響きよりも、管打を中心に乾いて引き締まった音で音楽の輪郭を造り、同時に骨太の土台をすえたスケール感を引き出した。
  
筆者には、スケルツオの簡略化はまだしも、フィナーレの第1主題再現のカットは、盛り上がりに欠け、満たされぬままに終結を迎えた感があった。 内藤の言う「ブルックナーの意思を最も反映した最終決定版」と呼ぶには、全曲を通したバランスに疑問を持ち、あえて異論を唱えたい。 また、2回のシンバルのうち、後半のppの場面でのシンバル音は、不自然であると信じる。
 
それにしても、演奏中、会場ドアの開閉での雑音や、心得のない聴衆の携帯電話の音が鳴り、初演を聴くムードとは言い難かったのは残念である。 会場運営の見直しに期待したい。・・・ 
 
 
なぁんちゃって。。。 評論家の宇野功芳さんなら、なんて書くんでしょうネ。
 
 
最後に、目線を変えての発見。。。
 
 
このオケ、1stヴァイオリンがなかなかウマい。第1楽章の主旋律をカラヤンが1オクターブ上げて演奏させていると書いたことがありますが、この第3稿が正にそうでした!! カラヤンは、これを真似たのかも。
 
多分、第8番同様に、世界初演ライブCDを製作するのでしょうが、第2楽章冒頭のチェロの主題の頂点で、"C"音をはずしていたのをどう処理するんでしょうか。 (そのままか、リハーサルと差し替えか?)
 
第4楽章で、ピッコロが登場する時、第1フルートがピッコロに持ち替えて、アシ(第3の奏者)がフルート吹いていたのは、何故?
 
在京プロ・オケでは珍しく女性チェロ主席。 (美人でしたね。) 見事なフィンガリングとしっかりしたボーイングに釘付けでした。

がんばっていきまっしょい

1月14日の私のブログでご紹介した「がんばっていきまっしょい」が、いよいよ7月5日(火)午後10時から、フジテレビでドラマ化されるんですね。 映画では、田中麗奈が演じていた主人公役は、テレビドラマでは、鈴木杏が演じます。 我が母校、愛媛県立松山東高校が舞台のこのストーリー。 
 
 
10年前の映画では、その時代背景や制服など、昭和50年代を再現していましたが、今回のテレビドラマ化では、現在に置き換えているとのこと。 どんなに私たちの青春が、時代を変えて表現されているか楽しみです。 それにしても、なつかしい松山でのロケもあったようなので、今回だけは、家内にちきんとビデオ録画してもらっとこうっと。
 
 
ちなみに、タイトルの「がんばっていきまっしょい」を英訳すると、、、
Give it all !!!でした。 (会社でも使ってみよう、この言い回し・・・)

マッサージ・チェアとDEEP BLUE

日曜日に、千葉のカメリアヒルズ カントリークラブというところで、お客様とゴルフをご一緒しました。 この名門コースに、この日、俳優のSさんをはじめ有名人もいらっしゃっていていました。 私は、生涯ベスト・スコアが出て大満足(といっても90前半なので、あまり自慢は出来ませんが・・・)。 長年ゴルフをやっていると、こんなマグレもあるもんです。 ご一緒したP社のN副社長は、37+35=72のパー・プレイで、脱帽です。
 
 
夕食後、自宅のマッサージ機、松下電器モミモミリアルプロでゴルフで疲れた身体をほぐそうと座ったら、そのまま居眠り。 座るとまず体型をスキャンして、体型に合わせて揉んでくれるだけでなく、「そこもっと」ボタンを使うと自分の好みの揉み方を登録できるスグレモノ。 そんなわけで、気持ちよさとリラックス感で、スヤスヤ。 気がついたら、深夜零時近く。 しっ、しまった!!! NHK教育テレビの芸術劇場で、ジャン・ワンのバッハ無伴奏チェロ組曲リサイタルが放映されるのを見逃してしまった!!!  ジャン・ワンは、今年同曲をドイツ・グラモフォンからCDリリースしていただけに、映像でその奏法を確認したかったのですが。 えっ、ビデオ録画予約してたらよかったって?  家内に頼んでも、自分でやりなさいと無視されるだけでして・・・
 
 
うーん、このままでは寝られない。 というわけで、先日購入したDVD「DEEP BLUE」を観ています。 製作7年、撮影フィルム7,000時間から選りすぐった90分のこの壮大な海の物語。 神秘的で宇宙的描写ですばらしい感動を呼び起こします。 とにかく映像が美しい。 サウンド・トラックは、ベルリン・フィルの演奏。 ジョージ・フェントン作曲の映画音楽も、映像を補完して雄弁に語りかけます。 特に、解説ナレーションと字幕をOffにして、映像とベルリン・フィルの音楽と効果音だけで、部屋の明かりを消して観ると、更にDEEPな世界が広がります。 
 
こういう世界を知ると、ゴルフのスコアなんかに一喜一憂している自分が小さな存在に思えますね。

Musical Baton

いつも書き込みをいただくT-T.Nさん からMusical Batonが回ってきました。 ネットワークを駆使したおもしろい試みではありますが、どこまで真剣に受け止めてよいものやら・・・ でも音楽好きの仲間と知り合えるチャンスでもありますし、いっちょ、やってみまひょか・・
 
 
1. Total volume of music files on my computer(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
現在、自宅のPCは、SONY VAIOですが、なんと40GBくらい入っています。 最近は、中学生の息子もオレンジレンジの曲を勝手にダウンロードしたりしているらしく、フィイルを整理しなければ。 普段、通勤や出張時の機内でデジタル・プレーヤーにダウンロードして音楽を聴くことが多いので、自然と音楽ファイルをPCに残してしまいます。
 
ちなみに、マイクロソフト技術であるWindows Media Audio搭載のデジタル・プレーヤーも東芝やRIO社などから発売されているので、お試しくださいませ。
 
 
2. Song playing right now(今聞いている曲)
ちょうど今は、朝比奈隆&大阪フィルハーモニー交響楽団のマーラー交響曲第6番<悲劇的>を聴いています。6月の新譜です。 第1楽章は、カラヤンやアバドと違った意味で、純粋なマーラー観が表現されていてよかった。 ちょうど第2楽章にさしかかったところですが、うーん、頑固おやじっぽくて、深くなく、ちょっと退屈。この後の第3と第4楽章に期待。
 
 
3. The last CD I bought(最後に買ったCD)
6月29日に、銀座と横浜のCDショップでまとめ買いしましたが、最後にレジのPOSで"ピッ"とスキャンされて購入確認したのは、ベルナルド・ハイティンク&フランス国立管弦楽団のマーラー交響曲第5番。まだ聴いていないし、封も開けていない。
 
 
4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
これは、大変!!! 毎月CDを20-30枚程購入してしまうので、どんどん増殖中。 以前私のブログで無人島の10枚(無人島に行くとき、どの10枚を持っていくか。)というお話を書きましたが、5枚選ぶとなると、1枚1枚のCD/LPに思い出と思い入れがあるので、悩みますね。 それに、特別な思い入れのある曲が、よく聴く曲とは必ずしも一致しないし。 ここでは、好きな曲だからいろいろな違った演奏を楽しみたくてCDを購入するという発想で、同曲で多数のCDを保有している曲ベスト3と、本当に人生で忘れられない2曲を。
 

ブルックナー/交響曲第8番ハ短調 : CD32種類保有

J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲全6曲 : CD22種類保有

J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 : CD20種類保有

エルガー/チェロ協奏曲 : 私をチェロに目覚めさせた感動の曲

ビリー・ジョエル/「素顔のままで」 : 高校の時に、この歌詞をラブレターにしたためたのですが・・・ 

 
 
 5. Five people to whom I’m passing the baton(バトンを渡す5人)
 
 さぁて、ご迷惑かもしれませんが、普段私のブログに訪れてくださる方々を指名させていただきます。
 
シンガポールのBさん(Singapore! living in the top of music heaven)