人生を豊かにする音楽・居酒屋・旅にまつわる気ままなブログ

11月, 2005 のアーカイブ

ふたつシリーズ*ブランデンブルグ協奏曲

 
前回も、同じ曲で違う演奏について書きましたが、今回もその”ふたつ”シリーズ。タワーレコード横浜モアーズ店で漁った2枚。今日は、J.S.バッハの協奏曲集の頂点をなす傑作、ブランデンブルグ協奏曲6曲です。
 
 
まずは、コンチェルト・イタリアーノによる演奏。ローマ・ファルネーゼ宮殿というこれまた素晴しい録音場所。(この録音風景を収めたDVDも得点として付いてます。)
 
演奏は、底抜けに明るい。リヒターやミュンヒンガーのドイツ的な響きではなく、これは正真正銘イタリア、グラッツェ・ミレ。でも、同時によく練られた解釈。特に第4番は、白眉。躍動感があり、メリハリが効いて、ブランデンブルグ協奏曲の魅力を新たに発見した感じの4,490円でした。
 
 
 
 
同じ路線で、もっと安いCDをお探しなら、今年3月に再発売されたイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏がオススメ。指揮者のジョヴァンニ・アントニーニは、ノリのいいテンポ感が特徴で、先日バーゼル室内管弦楽団とのベートーヴェン交響曲をご紹介したばかり。管楽器のバランスが独特で、今まで聞こえなかった内声部がビンビン響いたり、新鮮です。
 
 
 
 
これからは、ファッションも、サッカーも、ブランデンブルグも、イタリアものが熱いかも。
 
 
 
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ふたつのアルベジョーネ・ソナタ

 
偶然、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタの新リリース2枚に出会いました。
 
どちらも、今注目の女流チェリスト。
 
まずは、1690年製のテストーレを使用してのアンヌ・ガスティネルの演奏。カザルスの弟子であり、デュ・プレの再来とまで言われた彼女のチェロは、しっとりとしていて肌触りがよい。その音楽も表面的でなく、芯があり彩りがある。チェロ・ソナタを1曲も書かなかったシューベルトですが、ヴァイオリン・ソナティネや歌曲のチェロ編曲なども収められており、ガスティネルの実力を示すアルバムでした。ピアノ伴奏のクレール・デセールが見事に付けていて、録音も奥行きがありグッドです。

 
  
 
 
もう1枚は、ミュンヘン国際コンクール第1位の経歴を持つ北京生まれのチョウ・チン(趙静)とギターの大萩康司による「10弦の響」と題したアルバム。アルペジョーネのピアノ伴奏を大萩康司がギターで担当しています。こちらは、綺麗にシューベルトが流れていきますが、もうすこしメリハリが欲しいところ。同CDに収められているヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ第5番のアリアやニァタリの作品の方が、二人の持味が出ていてます。私なら、同じチェロとギターのデュオなら、大ファンの長谷川陽子が福田進一と協演したアルバムを取るかな。チョウ・チンの音は、繊細なのだが意外と線が細く、今後もっと表現の幅を期待したいところ。
 
 
 
それにしても、こいういチェロ演奏を聴くと、自分でも弾きたくてムズムズしてしまいます。。。
 
 

バッハを蘇らせたふたりの天才

 
先週&今週と、タワーレコード横浜モアーズ店で、CDをたんまり買い込みました。ちょうどダブルポイント・セールだったし。
 
朝比奈隆のブルックナーとチャイコフスキー、小林研一郎のブラームスは、CANYONの廉価盤の在庫処分セールで1枚1,260円から。グレン・グールドのバッハ作品、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータも夫々990円。チェリビダッケのブルックナーも、1,190円。。。
 
これらに加えて、衝動買いで、アルト・サックスの矢野沙織のニュー・アルバム、ウクレレ・ソロのジェイク・シマブクロ、アコースティック・ギター・デュオのDEPAPEPEのミニ・アルバムなど。変わったところで、ミシェル・コルボの2005年東京来日公演でのフォーレのレクイエム。
 
 
 
 
そんな中から、テーマにそって音楽聴き比べをしてみたいと思います。
 
 
まず、第1回は、バッハの無伴奏チェロ組曲。今回購入したのは、リコーダーのフランス・ブリュッヘン(EMI CLASSICS:CAPO3008)とコントラバスのゲリー・カー(KING RECORDS:KICC-558/559)とによる演奏。
 
どちらも、本流のチェロによる演奏ではないのが特徴ですが、独特の味があります。
 
ブリュッヘンは、第1番から第3番までの3曲ですが、素朴な音色。リコーダーという単音でビブラートもかからない楽器からこんな素晴しいバッハが奏でられるとはもう驚きです。
 
ゲリー・カーは、もう超人。チェロでさえ難曲なのに、なんでいとも簡単に弾けちゃうの??? 聞いてるうちに、コントラバスであることを忘れてしまいました。それくらい雄弁で深い演奏です。
 
ホンモノの音楽家って、楽器はあくまで自分の音楽を投影する道具でしかない。リコーダーとコントラバスという異質な楽器でバッハが蘇りました。
 
  
  

日曜日の運動

 
日曜日は、長男の中学の野球部主催の親子ソフトボール大会。私も参加しました。
息子のチームでの守備位置と同じセカンドを志願して、一応エラーなく守備をこなしましたが、打撃が問題。3打数1安打でしたが、第2打席で、フルスイングした時、左脇腹に激痛。数日様子を見ますが、来週のゴルフは欠場しないといけないかも。
 
スポーツと言えば、先週マラソンで、Qちゃんが意地の優勝。マラソンと言えば、指揮者の岩城宏之氏が、N響の有志と昨年の大晦日ベートーヴェンの交響曲全9曲を一晩でマラソン演奏したライブ録音が発売になりました。コンマスは、マロさんこと、篠崎史紀さんです。
 
 
違いの分る男(ゴールドブレンドの昔のCMです)、指揮者岩城宏之が、9時間かけてのフル(振る)マラソン。東京文化会館に怒涛のベートーヴェンが鳴り響きます。私は興味本位で購入しましたが、演奏は以外とイケル。
 
もちろん、前半ペース配分を考えセーブしている感はありますが、一度ノッてくると止まらない。大変人間味のある血の通ったベートーヴェンだと思います。さすがに、最後の「第九」では、息切れしそうで、冬の乾燥肌みたいな音になっているきらいもあるけど、最後まで持てる力を振り絞って頑張りました。
 
同氏のオーケストラ・アンサンブル金沢とのベートーヴェンより、テンポ感もしっかりしていて、かつ低弦が雄弁です。録音も丁寧にバランスよく音を拾い、アナログっぽくて味があります。演奏者の皆さん、お疲れ様でした・・・
 
今年の大晦日も再演するそうです。聴きに行ってみたいですね。
 
 
 

替え玉とヘンシェル・クワルテット

 
福岡での昼食、迷わず博多ラーメン。
 
今回は、お馴染みの元祖長浜屋に行く時間がなく、会社近くにある有名店博多だるまに行きました。バリカタ麺(麺カタよりもうひとつ硬いもの)で替え玉ふたつ。大満足。
 
この替え玉というシステムは、よく出来ていて、麺好きには大変コスト・パフォーマンスがいいと思います。好きな麺を、どんどん追加できるわけですから。もちろん、薄くなったスープには、ラーメン・タレを入れて味を整えます。
 
博多だるまは、究極の極細ストレート麺と程よい脂がスープにのっていて独特の香り。ただし、ボリューム不足のために、今回は替え玉をふたつ(つまりラーメン3杯分ってこと)と相成りました。
 
午後は、お客様でもあり同時に大学時代のオケ仲間のH先輩とお仕事で面談。H先輩ご推薦のヘンシェル・クワルテットのベートーヴェンの初期の弦楽四重奏とメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲のCDをお土産にいただきました。
 
1988年に結成された若手ナンバーワンのクワルテット。週末聴くのが楽しみです。
 
 
 
 

長崎は今日は晴れだった

 
今日から12日で出張で、佐賀、長崎、久留米そして博多を廻っています。
 
博多-佐賀-長崎間は、JR九州の特急かもめに乗車。車内は、まるで気のきいたバーのようなムードあるつくり。(写真参照) 長崎駅に到着した時のホームで流れるテーマソングは、やはりプッチーニの喋々夫人でしたね。
 
長崎に到着した時は、晴れ。過去2回来た時は、台風と大雨。まるで、「長崎は今日も雨だった」という唄みたいな状況でしたが、今日は晴れ。
 
福岡に午後到着した時、おやつ代わりに、地元の因幡うどんで、ごぼう天うどんを食す。
 
夜の長崎市内でお客様との会食の後、仕上げに地元の三八ラーメンで、おでんとラーメン。
 
ちょっと食べすぎ? ごっさんデス。。。
 
 
 

ベートーヴェンの新たな風

 

先週からのハードワークで勤労感謝の日は、見事にダウン。
そんな中、アメリカで当社のXbox360が発売になりました。
それから、シアトル・マリナーズに城島選手が加入するというニュースも嬉しいです。
来シーズン、セーフコ球場での城島選手の活躍を観戦するのが楽しみです。 

 
 
11月の新譜で、納得いくベートーヴェンの2種類をタワーレコード横浜モアーズ店でゲット。
 
イタリアンバロック演奏のイル・ジャルディーノ・アルモニコを率いるジョヴァンニ・アントニーニが客演指揮者を勤めるバーゼル室内管弦楽団を振った交響曲第1番と第2番。
(OEHMS CLASSICS:OC605)
 
もう1枚は、現代指揮者界の重鎮スクロヴァチェフスキが小兵ザールブリュッケン放送交響楽団を指揮してのベートーヴェン交響曲全集第一弾としての第2番と第3番「エロイカ」。
(OEHMS CLASSICS:OC522)

 
 
     
 
 
ミラノっ子、アントーニのベートーヴェンは、ナチュラル・トランペットを用い、弦楽器もガット弦に変えて古楽器弓での典型的バロック奏法。しかしその響きは、やぼったくなくシャープでふくよか。ベートーヴェン自身モーツァルトの影響も少なからず受け、自身イタリア人のサリエリに師事していたことを前提とすると、こうしたイタリアン・サウンドもうなづけます。アクセントも効いて、推進力のある明るく爽やかなベートーヴェンは大変好印象。
 
指揮者生活50余年で、初めてのベートーヴェン交響曲全集に取り掛かったスクロヴァチェフスキ。以前のブログで、彼のブルックナー交響曲第4番の名盤に出会った感動はお伝えしたとおり。今まで、この指揮者の存在と価値に気づいていなかった私が悔しいくらい。その演奏は、とても82歳のジイサンの音楽ではない、若々しく引き締まった演奏。同時に楽曲に対する敬愛と、(ブルックナーでもそうであったように)考え抜いたアーティキュレーションが自慢の録音。特に「エロイカ」は、ライブならではのエネルギッシュさと高いテンションが全曲に流れています。
 
久々に大満足の若手と重鎮のベートーヴェン交響曲。
 
今度は、岩城宏之が昨年の大晦日にベートーヴェン好交響曲全曲を一晩でマラソン演奏したCDについても書いてみようと思います。
 
 
 

ラトルはカラヤンを超えたか

 
サイモン・ラトルがアジア・ツアーの一環で、ベルリン・フィルと来日しています。今や、ラトルとベルリン・フィルは蜜月関係。世界最強のコンビ。
 
月曜日は、いよいよR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」がお目見え。今回は、残念ながら仕事で聴きにいけませんが、その演目である「英雄の生涯」のCDが、アジア地域で先行発売となりました。(インターナショナル盤は、来年2月の発売だそうです。)
 
今年9月のベルリン・フィルハーモニー・ホールでの定期演奏会ライブ録音で、公演に行けない分、このCDでガマン。。。
 
 
「英雄の生涯」は、今年の夏、自分で演奏して以来、マイ・ブームになっていて、ついにはR.シュトラウスの自作自演の1941年録音まで集めたほど。
 
これまで、帝王カラヤン、ルドルフ・ケンペ、カルロス・クライバー、ユージン・オーマンディなどの名演と出会いましたが、今回のラトルは、こうした歴史的名演と解釈を異にし、独特の"英雄"の生き様を描いています。
 
それは、このコンビがストラヴィンスキーの「春の祭典」をリリースした時に似ていて、大掛かりなオーケストラ作品なのに、室内楽のニュアンス漂う演奏です。
 
今回のラトルとベルリン・フィルは、20031月のウィーン・フィル定期演奏会での名演(こちらも、CDRを入手済ですが、素晴らしい名演でした。)と同様のアプローチ。スコアを片手に聴き込むと、丹念にリハーサルされ、コントロールされたラトルの知性が光ります。オケは、どこをとっても完璧だし、録音もよい。
 
曲中何度も登場する"英雄の主題"の取り扱いに特徴あり。例えば、冒頭第5小節の二分音符のアクセントでは、3拍目に明らかに間を置いて音を切っています。この奏法は、前述のウィーン・フィルでの定期でもそうでした。カラヤンはもちろん、自作自演のR.シュトラウスでさえ、こういう奏法は採用していません。興味深いですね。
 
ベルリン・フィルを手中に収めたラトルは、これでカラヤンを超えたと言えるかも。
 
今晩のコンサートを聴いた方がいらっしゃったら、是非感想を聞かせてくださいませ。
 
 
  

駅弁

 
金曜日の午後から、浜松出張。
 
オフィスでギリギリまで仕事していたので、お昼ごはんを食べる時間がなく、品川駅で駅弁を買いました。
本当は、エキュート品川を覗いてみたかったのですが、新幹線口にある駅弁屋さんでガマン。
 
私の食欲は旺盛で、深川めしと鯵の押し寿司の二品。鯵の押し寿司は、湘南名物で、JR大船駅から利用する時もよく買います。850円と1,000(こちらが上寿司ということでしょうか。)がありますが、850円の方が、酢が利いていて、素人っぽくてウマイ。
 
小さな幸せデス・・・
 
 
 

ハッピー・バースディ

 
1117日は、数千名のお客様をお迎えして当社の主力新製品発表会
 
つまり新製品の誕生日です。
 
 
そして、私の誕生日でもあります。
 
自分と同じ日に生まれた戦略目玉製品の成長を見守るのが楽しみデス。
 
 
オフイスに戻ってみると、部門の皆さんからバースディ・ケーキとプレゼントが。
 
大感激です。 笑いが止まらない 本当にありがとうございます。 
 
 
誕生日にもってこいのCDがあります。
 
ギドン・クレーメル率いるクレメラータ・バルティカの「ハッピー・バースディ変奏曲」。 
 
誰でも知っているあのハッピー・バースディの旋律が、絶妙のアレンジで登場する
 
ホンマものの演奏。私の4月18日のブログでもご紹介しました。
 
今晩、久しぶりに聴いてみようっと。