交遊抄
日本経済新聞朝刊の『交遊抄』に、恥ずかしながら私の記事を掲載いただきました。「悪魔の誘い」という見出しはちょっと大袈裟だったかもしれませんが、マエストロ堤俊作氏との28年来の交流について書かせていただきました。毎朝、諸先輩の人生を映し出した出会いについて書かれた文章を読ませていただいて常に感銘しておりましたが、まさか自分が登場するとは思ってもいませんでした。
今回日経新聞社でご担当された文化部のO記者は腕利きのヴァイオリン奏者で、今年夏の軽井沢国際音楽祭で同じオーケストラで演奏させていただく機会がありました。これも一期一会です。このような文章を掲載いただいて、私にとって思い出に残るバースディプレゼントとなりました。これからも、人生の出会いを大切にしていきたいと思います・・・
『交遊抄』、読むぞ。
と言ってもどこまで分かるか自信がないのですが、昔から日経新聞のそのコラムが好きでした。
正直達筆と云うより、むしろ僕のような外国人に読めるところまでのお話ですが、そこの文章は、人生って楽しい、という読後感がありますね。ですから繰り返し一字一字大切に読んで行きたい、と思うのがよくありました。
本当に日本人って深みありますね。
本当に人生って楽しいね、
この二つを教えてくれたのがそこのコラムです。
偶然にここに来たので、望外の喜び一つが増えました。
このブログをリンクしてもよいのでしょうか。
中国人です。よろしくお願いします。
2006年11月18日 4:10 午後
海東雁路さん、書き込みありがとうございます。リンクもちろんOKです。光栄です・・・ 中国の新聞には日経の交遊抄みたいなコーナーはないんでしょうか?
2006年11月20日 12:18 午前
もう20年以上になりますが、私がバイトをしていた喫茶店に堤氏が来店してびっくりして名前を聞き返した思い出があります。札饗の正指揮者だった事もありましたね。確か弟さんがハーピストでお話を伺った時ロックにもべらぼうにくわしくて、これまたびっくりした記憶があります。記憶ついでに堤さんはジュネーブ国際コンクールで、一回だけ行われたエルネスト・アンセルメ記念指揮者部門で一位でしたよね?
2006年11月21日 9:20 午後
平井 康文 さま
ブログをリンクさせていただきました。お許しをありがとうございました。
【交遊抄】をもう少しじっくり味わってから、平井 さまのことも含め、紹介しようと思いました。多分ごらんになったと思いますが、
私のブログには、留学生が中心によく読んでくれます。その他は中国の若い人たちが多いようですね。
さて、中国の新聞に「交遊抄」のようなコラムがないかといえば、一応あります。普通【人物訪談】、【人生足跡】(いずれも中国語)などのようなコラムはさような性格付けができるのだろう。ただし中国はあまりにも広く、人口も多いためか、それなりに名を馳せた人物でないと、なかなか登場してもらえないとじゃないかと思います。
この意味で言うなら、【交遊抄】みたいな身近な存在ではなさそうですね。
そういえば、私もかなり長い間、中国に帰っていませんので、最近の事情はよく分からない所もありますが、15年ほど前とはやはり少し雰囲気が違うじゃないかと。天安門事件のことがあったろう?その事件が発生した土壌があったのですね。そのごろの雰囲気が好きでした。まあ青春の真っ盛りの時期でもあったことか。しかしその後はメチャクチャですね。経済、経済、金、金一直線であまりにも大事なものを置き去りにしたのではないか。
本当は中国人はそんな、「金を見て人を見ぬ」人間ではないはずですが。
つい筆を滑ってしまったというか、お忙しいのに私のくだらない文章を読ませてもらって。。。
平井さまも、人生の真っ盛りですので、本当にご健闘をお祈りし、お楽しみにしております。
2006年11月22日 9:37 午前
堤さんをご存知だったとは。札響とのチャイコの5番は今でも語り草ですね。弟さんの祥作さんは、今年亡くなられたんです。大昔、祥作さんとも共演したことがあり、寂しい思いです。
2006年11月24日 5:35 午前
海東雁路さん、書き込みありがとうございます。ブログを拝見したのですが中国語が読めなくて・・・ごめんなさい。
2006年11月24日 5:37 午前